現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

うっすら雪化粧の朝








山はうっすらと雪化粧。でも今日はこれから少しづつ気温は上がってくるとのこと。
普段はズームとかまったく使わないのですが、RX100にはズームレンズが付いていますので、ちょっと使ってみました。ツァイスのバリオゾナー T*レンズで35mmフィルム換算で28mm〜100mmのレンズです。f値は1.8(W)〜4.9(T)ですね。100mmで撮っていますが、ブレブレでした(笑)。ま、左手は犬のリードを握っていますし、仕方ありませんね。まだ日の出前で暗くて、よーく観ると街灯の灯がまだ消えていないのがわかります。ちょっとこの状況では片手撮影は無理がありますね。あ、もちろん手ブレ補正機能はオンにしてあるのですが。
初めて買ったペンタックスのMEというカメラは50mm f1.7の標準レンズが付いてきたのですが、その後バイトして、広角の20mm f4と望遠の135mm f3.5を買ったのでした。今でも覚えているけれど、20mmのレンズを買うときにお店の店員さんが「いきなり20mmでなくて35mmか28mmにされてはどうですか?」とアドバイスしていただいたのですが、「ま、でも20mmで。」と言って買ったのでした。なにか標準レンズとは違う刺激がほしかったんですよね。35mmや28mmももちろん覗かせてもらいましたが、20mmの方がいかにも広角レンズらしい見え方がしたので。望遠が135mmで、ほんとはもっと大きなのが欲しかったのですが、学生のアルバイト代ではとても買えない値段でしたし。当時は女の子のポートレートを撮るとき300mmの明るいレンズだと全身をいれて背景がきれいにぼけると言われていて欲しかったんですけどね。篠山紀信立木義浩沢渡朔が雑誌の表紙を飾っていた時代です。


一番上の写真は金糞山方面。雲で金糞山は写っていませんね。うっすらと天吉寺山が見えています。真ん中は琵琶湖の向こう側の比良の山々です。ピントは手前の送電線にきてますね。いやはや。トリミングしてます。下はいつもよく撮っている浅井長政の居城小谷城があった小谷山。望遠レンズの効果でぐっと手前にきてます。これもちょっとトリミング。
カメラをしっかり構える、というのは写真を撮るときの基本中の基本ですが、ま、デジカメになって液晶を見ながら撮ったり、液晶画面にタッチしてピントを合わせたりするようになると、どうしてもしっかり構えるということが疎かになります。
レノン号も私が撮影する間、隣にきちんと座ってじっと待っているような賢い犬だといいのですが、落ち着きのない好奇心のままにすぐ走り出すちょっとおバカな犬なので仕方ありません(笑)。