現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

播種と「尻踏み」と『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』



ああ、五月でありますな。
今日は雲の多い一日。三時ごろから晴れてくる。ちょっと肌寒い一日か。


午前中は、「秋の詩」と「みどり豊」の種落とし、えー、播種です。苗箱400枚弱ほど。
途中、大きな雷鳴が一発。少し雨が降ったが、すぐにやむ。


午後は精米など。それから農協へいく。


そのあとトラクタに付けているアタッチメントをロータリーからドライブハローに交換して、「尻踏み」に出る。ドライブハローの爪を交換したので、なんだか仕上がりが美しいような気がする。ドライブハローはさらに土を細かく砕いて泥にして、田んぼを均平にするアタッチメントです。
とりあえず試運転もかねて一枚仕上げる。
それから田回り。あちこちの田んぼの水加減をするわけだが、「米づくり、飯になるまで水加減」という格言というか至言というのか、名言というのか、ま、百姓の心得とすべき言葉があるので、思い出します。
米づくりは水加減が大事だということを言っているのですが、その水加減がきちんと機能するためには田んぼを均平にしなくてはなりませんが、その田んぼを均平にするのにも、水加減が大事なんですな。田んぼの高い低いがよくわかる水加減でなくてはなりません。水が少ないと、そもそも泥になりませんし、土が動きませんよね。水が多いと高いところも低いところも水の中で、わかりませんし。あ、それから風が強いと水が吹き寄せられてしまうので、これまた高い低いがわかりません。いやはや。


アマゾンから矢野顕子矢野顕子忌野清志郎を歌う』が届く。もちろん悪くない。悪くないが、すべて矢野顕子節だ。最後の曲「ひとつだけ」は矢野顕子忌野清志郎のデュエットだ。矢野顕子の他のアルバムに収めてあるので、何度も聴いているのだが、こんな風に最後にふっと清志郎の声が聞こえてくると、グッとくるぜ。