現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

苗代に「秋の詩」と「みどり豊」を出したことと「尻踏み」と『マイ・

ナンシー・マイヤーズ監督『マイ・イン

3日(水)
憲法記念日である。
他の国にも憲法記念日はあるのかな?国民の祝日はどれもうれしいが、僕は宇宙の動きというか、地球の動きというか、春分の日秋分の日は、とても好き。同様に夏至冬至もすきなんだが、これは国民の祝日にはなっていない。太陽と地球の関係を祝日にするセンスも好き。春分の日は「春分にあたり自然をたたえ,生物をいつくしむ日。」ということで祝日になっている。百姓は自然をたたえ,生物をいつくしむ職業だから(笑)、春分の日が好きになってしまったのか。ちなみに秋分の日は「祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ日。」なのだそうだ。うーむ。ま、お彼岸だけど、そういうことなの?ま、大事なことだけれど。秋分にあたり自然をたたえ,生物をいつくしむ日ではダメだったのか。春と秋のイメージの差はありますね。とにかく祝日法第二条ではそうなっているそうです。
それ以外で好きな祝日は、って祝日はくどいようだけど、どれも好きなんだけど、憲法記念日の「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」とか勤労感謝の日の「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とか、そういうことを祝日にしようとする精神がいいな(笑)。いや、祝日法の趣旨はどれも賛同いたします。勤労感謝の日については、本当はこの日は「新嘗祭」なんだ、春にその年の五穀豊穣を祈り、秋にはその実りに感謝するという、そういう日なんだ、とおっしゃる方がいるのは知っていますが、自然の実りに感謝するのは、当然として、国民互いに感謝しあうというのが、好き。
それから憲法記念日も好き。だが今日流れてきたニュースにはあれこれ首をかしげたくなる。だいたい集団的自衛権を認めて専守防衛ってどうなんだろう。高等教育までの無償化なんて憲法に書かなくても閣議決定で、すぐにできそうな気がするのですが。




午前中は苗代に「秋の詩」と「みどり豊」を出す。発芽機から出したばかりの白い芽がでている苗箱。うーむ。美しい(笑)。
午後は「尻踏み」。


4日(木) みどりの日
終日、「尻踏み」。ずっとトラクタに乗っているのも疲れる。午後から奥歯が痛み出したのは、肩凝りのせいではないかと思っている。
疲労が重なって肩凝りになったり、歯が浮いたような痛みを感じるなんて、若いときには無縁だったが、だんだんご縁を結ぶようになってきました。いやはや。


夜、ナンシー・マイヤーズ監督『マイ・インターン』(2015)をiTunesで観る。楽しめました。ロバート・デ・ニーロアン・ハサウェイだし。うーん、でも展開は予想した通りだったので、どうなんだろう。デ・ニーロが70歳の役なんだが、だいたい実年齢の役どころですね。ジェントルマンです(笑)。このテの役なら余裕綽々。