現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お盆と終戦記念日と『恋ひとすじに』

ピエール・ガスパール=ユイ監督『恋ひ

14日(月)
朝、田回りしたけれど。
お盆で弟の家族が帰省してきて、墓参りしたり、食べたり飲んだり。


15日(火) 終戦記念日
朝起きたら雨。うーむ。まさか朝から降っているとは思わなかった。カッパを着て犬の散歩に。それからカッパを着て歩いて田回りにいき、入れていた水を止める。


お盆のうちに机周りの整理整頓をしようと思っていたが、飲んでしまって、さっぱりだめだった。


ピエール・ガスパール=ユイ監督『恋ひとすじに』(1958)をDVDで観る。アルトゥル・シュニッツラーの戯曲『恋愛三昧』の再映画化ということである。主演はアラン・ドロンロミー・シュナイダー。『太陽がいっぱい』の前の若くてキリリとしたアラン・ドロンです。1906年のウィーンが舞台。1906年だぜ。明治39年です。うーむ。ウィーンの若き兵隊たちはワルツに浮かれて情事を楽しんでいたらしいんですな。アラン・ドロンも男爵夫人と一年ほど情事を続けているのだが、・・・。この男爵夫人がミシュリーヌ・プレールなんですが、これが、なんとも、熟女で美しいのですな(笑)。ええ、そういう設定です。それに対してロミー・シュナイダーは若くて溌剌としてます。
まあ、しかしラストはいかにも大昔の戯曲っぽいです。近代の物語であって、現代の物語ではありませんね。ま、それはそれでいいのですが。
アラン・ドロンは当時23歳くらい。この映画がきっかけでアラン・ドロンロミー・シュナイダーは同棲・婚約となったらしいです。結婚はしなかったのか。まあ、アラン・ドロンの美男はもちろんだが、ロミー・シュナイダーもかわいらしいです。


14日の日本農業新聞のコラム。内田樹氏の文章。「要路」という言葉ははじめて知りました。重要な交通路、ということですが、重要な地位にある人、という意味でもありますね。重要な地位にある人がウソをつくような国や組織は、信頼されないのは、自明のことですね。情けないことです。
まあ、今のミサイルのやりとり。無茶なことにはならんと思っているけれど、集団的自衛権を一部認めるなんて閣議決定をしてしまったから、いっそう落ち着かない暮らしを強いられているような、そんな気がします。