現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

29年産米の予約受付開始と稲刈りと乾燥調整の準備

上村 修/池上誉優監督『バリバリ伝説

25日(金)
午前中は精米など。午後は作業所の準備で選別機などを設置する。


それから29年産の完全無農薬有機栽培米の予約注文の受付を開始いたしました。無農薬の「コシヒカリ」は穂が垂れてきましたが、田植え時期が遅いのでまだまだ青いですし、「秋の詩」と「みどり豊」は出穂したばかりですが、なんとか収穫できそうですので、ホームページで予約注文を受け付けるようにいたしました。正確な日付は申し上げられませんが、早稲の品種の「コシヒカリ」は9月20日過ぎの発送。中晩稲の品種の「秋の詩」と「みどり豊」は9月末から10月初旬の発送になりそうです。29年産の新米をすぐに食べたい!という方は予約していただければ、予約順に発送いたします。収穫したての、とれとれのぴかぴかのおいしいお米を食べていただけます。
また年間予約も受けたまわります。毎月、あるいは二ヶ月毎にこれだけ送ってほしい、というように注文していただければ、そのように発送いたします。さらに白く磨き上げた白米だけでなく、玄米はもちろん、三分づき、五分づき、七分づき等、分づきにも対応いたしますので、お申し出下さいますように。
29年産完全無農薬有機栽培米は、三品種とも、ここだけの話ですが、除草、抑草がこれまでで一番うまくいって、雑草の少ない田んぼになりました!(ええ、雑草は生えてきましたが、少ないのです。ええ、生えてはいます(笑)。)ですから、収量、品質ともに、少なくとも28年産よりは良くなるのではないかと、ちょっと期待しています(笑)。ええ、淡い期待なんですが。
よろしくお願いいたします。


夜、ネットで上村 修/池上誉優監督『バリバリ伝説 劇場版』(1987)をネットで観る。うーむ。学生時代に『少年マガジンしげの秀一の漫画を読んでいたのだが、あんなにおもしろかった『バリバリ伝説』である。巨摩郡である。しかしなぁ、映画はぜんぜんおもしろくないんだなぁ。なんでだろう。ストーリーを知ってしまっているからか。絵があまりにも稚拙な感じだからか。



26日(土)
朝、まだ窓の外は暗かったが、激しい雨の音で目が覚める。午前4時頃。この時期激しい雨はあれこれ心配しなくてはならない。枕もとにあった携帯電話が震えて、何かと思ったら、大雨警報が出たとのこと。でも7時過ぎには雨が上がって、晴れてきました。台風五号以来、雨のたびに(またこれがけっこう激しい雨なんです。短時間ですが)ちょっとずつ、「コシヒカリ」がダワダワとたわんできているので、心配しているのですが、なんとかありがたいことでした。


午前中はコンバインを出してきて、あちこちに注油。エンジンオイルの交換をしようと思ったら、ストックしてあるオイルの量が少し足りないようなので、すぐに注文。それから刈り刃やベルトの確認をしていたら、ベルトが一本切れそうになっているのを見つける。とても僕には交換できそうになり場所のベルトなので、すぐに注文して、交換を依頼。
その間に、乾燥機の集塵機の補修。いくつかビニール部品に穴が開いてしまっているのだが、新品のビニール部品を注文しようとしたら48,000円だという。恐れおののいてしまって、注文はキャンセル。トラックのシートの補修テープをネットで注文しておいたのが届いたのです。1680円で、なんとか補修いたしました。
穴が開いた原因はどうもネズミなのだが、昔話には、そういえばネズミもたくさん出来てきますね。「おんちょろちょろ、出て来られそうろう」「おんちょろちょろ、穴、覗きそうろう」というお経を唱えるお坊さんが出てくるのがありましたね。本当はお坊さんじゃなくて、坊さんのフリをしただけで、お経を知らないので、苦し紛れにそんなお経を唱える話。すると、そこへ実は泥棒がやってきていて、・・・。というお話だったなぁ(笑)。落語にも「鼠穴」という江戸落語がありますね。小三治さんのが僕は好きです。
午後は次女のブラスバンドの発表を豊公園に見にいく。「Love for Kohoku」というイベントに参加したようなので。うーむ、野外での演奏は音が広がってしまうので、やはり難しそう。
帰ってきたらコンバインのベルトの交換をやってくださっているところ。ベルト交換が終わってから、僕が自分でオイル交換。
コンバインをしまったら、すばらしい夕焼け。