現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

法事と総会と『ジョイ』と『千と千尋』と節分

2日(土)
 朝からよく晴れて、風も弱く、よい天気。お隣の法事によばれていってきたのだが、座敷から庭を眺めると、庭の紅梅がいくつも咲いていました。
 帰ってきてからデヴィッド・O・ラッセル監督『ジョイ』(2015)をiTunesで観る。法事でお酒もいただいたためか、どうにも集中できていなくて、ときどき居眠りしてしまうのだが、iTunesで観ているので、すぐ後戻りして確認できる。などという状態で観たからか、全体としてもう一つ。後半15分の急展開が急展開過ぎるような。主演はジェニファー・ローレンス。脇役でロバート・デ・ニーロもでているが、なんだかなぁ(笑)。シングルマザーが億万長者になる話。


3日(日) 節分
 今日は午前中は自治会の総会。午後は農事組合の総会。夜は慰労会。朝のうちはよく晴れていたが、午後からは雨。夜の間もけっこう降っていた。


 総会が終わって帰ってきたら、DVDの宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』(2001)がはじまったばかりで、そのまま最後まで観てしまう。もう何度観たかわからないくらい観ているのだが、いつ観てもなかなかいい。ナウシカラピュタもトトロももののけ姫ももちろんいいが、千と千尋もいい。画面がきれいだし、ときどき妙に琴線に触れるセリフが出てくる。それに主人公の少年や少女の立ち振る舞いが礼儀正しくて気持ちがいい。
 例えば。最初はあんなにわがままで弱っちい千尋が、最後はたくましくなって、いろんなところで何回も「はい。」と返事をするのだが、その「はい。」という返事の美しさ。などと書くと誤解されそうだが、ちゃんと相手に対しての尊敬というか信頼というか、リスペクトがありますわな。そういう「はい。」を聞くたびに、あたしゃ、心が洗われるような心持ちになるのでありました。うーむ。まあ、ただ僕が年をとったということかもしれないが。


 節分であります。そういえば一昨日だったか、直売所で、「ツジイさん、大豆、白豆ないかぁ?」と聞かれる。どうも豆まき用の大豆が足りないということらしい。「いやいや、うちも今年播くタネにする大豆が足りないくらいで。ほとんど出荷できなかったんですよ。」と返事をしたのだが、「ほうか、黒豆で豆まきするわけにもいかんしなぁ。」と笑っておられたのだが。


 慰労会から帰ってきたら、豆まきをしたのか、炒り豆がテーブルの上に置いてあったので、一つかみバリバリと食べて歯を磨いて寝る。