現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

冬の畦畔の草刈りと『ア・ホーマンス』と年賀状づくり



24日(火) クリスマス・イブ
 午前中は精米など。
 午後は畦畔の草刈り。なんで今ごろ畦畔の草刈りをやっているの?もうすぐ雪が降るかもしれないのに?草は枯れていないの?などと、いろいろご不審もおありのことと思いますが、ええ、概ね草は枯れています。でも長く伸びて枯れているので、まずもってみっともないということがありますね(笑)。それから春になると畦畔を作り直すというか、漏水防止のために畔塗りをするのですが、その時に枯れ草でも長いのが残っていると、畔塗りがしにくいんですよね。午前中は無風だったけど、午後は風が出たけど、ま、そんなこんなで、寒風吹き抜ける中、枯れ草の畔を刈っているというバカな百姓が一人(笑)。ま、いいんだ。笑われようと(笑)。慣れてる(笑)。


25日(水) クリスマス
 今日は朝から天気がいい。で、朝一番なら空いていてすぐやってもらえるだろうと思って床屋さんにいったら、アニハカランヤ、すでに駐車場にクルマが5台駐車されていて、待合のシートには三人の方が座っておられる。ちょっと迷ったが、待っている間に読む本を忘れたことに気がついて、すごすごと戻ったのだが、そう言えば、昨日、健康診断の結果が出ましたので先生の説明を聞きにきてください、という電話をもらったことを思い出し、近所のかかりつけの医院に寄ってみると、すぐに先生からの説明を聞くことができたのだが、その先生が、いつもの無愛想で無口な先生でないので慌てる。若い女医さんなのだ。誰?家に帰って聞いてみると、どうやらいつもの先生の娘さんらしい。うーむ。ま、無愛想で無口な女医さんだったので、間違いなさそうと思った次第。ええ、結果は概ね問題なし。問題なし。問題なし。問題なし。(エコーでお願いします。)
 午後は昨日の続きで畦畔の草刈り。
 夕方、日没の頃に床屋さんに行ってみる。え、二人待っておられたけど、今度は読書する本もあるし、と思って待つことに。そしたら二人のうちの一人は近所の同級生のS君で、あらまあおえ、ということで、あれこれとおしゃべり。S君は饒舌なので、これはこれでたのしい。S君の番になったので、本を読もうかと思ったら、老眼鏡がなくて、字が読めない。いやはや。


 暖かい12月なので、こうして霜が降りると写真を撮りたくなるが、こんな小さなサイズでは、なんともおもしろくない。でも霜の朝は犬と歩くには悪くない。


26日(木)
 朝から雨。降ったりやんだり。
 午前中は精米など。午後はうだうだ(笑)。


 松田優作監督『ア・ホーマンス』(1986)を観る。うーむ。これは、イカン(笑)。石橋凌の演技はあれでいいの?ポール牧さんは、まあ、いいとして、もう少しみなさん滑舌よくしゃべってもらわないと、いくらヤクザものだとしても、わからない。確かにカメラワークはちょっと変わっていておもしろかったけど。松田優作が途中から監督を引き受けた映画なんだけど、うーむ、迷ってるよね、撮り方を。そんな気がしました。



27日(金)
 朝から強風で雨が降ったりやんだり。昼過ぎには一時、ばらばらと屋根に音がして霰が降る。
 終日、ウダウダとして年賀状をつくる。毎年、俳句をひねって書きつけているので、今回もと思ってひねってみるが、なかなか浮かばないのがツライ。それでもまあ時間がないし、むりやりひねり出す。落書きしたり、字の稽古をしたり。もちろん二度、三度、書いたからといって上手に書けるわけではないが、わりと楽しい気分になってくるから不思議(笑)。
年賀状の部品(?)が出来上がったら、それをスキャナーで取り込んで、パソコン上で処理してハガキの面積の中にレイアウトするわけですけど、去年まではPhotoshop Elementsを使っていたのですが、MacOSのバージョンアップでPhotoshop Elementsが動かなくなり、まあ、10年以上使ってきたソフトなので、よくできたソフトだけれど仕方がないので、フリーソフトGIMP-2.10を使いだしたのですが、ええ、もちろん、多機能のスバラシイソフトなのですが、それゆえにすぐには使いこなせないわけです。というか、初めて使うので、使い方の基本をわかっていないんですね。で、戸惑うばかり。それで本屋に走って、解説書を探す。ところがMacOS用のものが地元の本屋さんにはなかったので、ウィンドウズ用のをとりあえず購入。うーむ。だが、慣れていないからウィンドウズ用とはいろいろ違うところもあるし、基本がわかっていないので、遠回りばかりしつつ、レイアウトする。でもなんとかレイアウト完了。
間に合うのか?間に合わないのかもしれない。


 ラジオを聴きながら作業していたら、映画監督の周防正行高橋源一郎の対談が流れてきた。周防正行監督は『カツベン!』が公開されたばかりなので、その宣伝なのだろうし、途中から聴いたので20分ほどでしたが、おもしろい話でした。周防正行監督の作品では1996年の『Shall we ダンス?』しか観ていないのだが、あれこれ観たくなってしまいました。うーむ。