午前中から昼過ぎに事務仕事。FileMakerであれこれ。
午後は坂口安吾を読みながら、ちょっと昼寝してしまう。いや、つまらかったからではなく、おもしろくて一篇読むたびにボーッとしてしまうので、そのまま寝てしまうのである(笑)。
降旗康男監督『ホタル』(2001)を観る。思いのほかに特攻の映画でした。映画としてはちょっと破綻があるような気がするし(雪の残る中、ホタルは飛ばんでしょ)、若い女優さんのセリフも棒読みだし、九州弁というか、方言はどうなっているのか、セリフがどうも説明的でリアリティがない、まあ、最初から泣かせにかかってるし。まあ、でも高倉健と田中裕子の夫婦とかベテランの脇役の力で、泣かされます、ちょっと悔しいけど(笑)。
今朝の中日新聞のコラム。今やテレビは新型コロナウイルスの話題ばかりだし、まあ、それも仕方ないとは思うが、忘れてはならないこともたくさんありますわな。詩人の目というのは確かに真摯というか、世の中に流されない正直な目をもっていないと、詩なんぞ書けませんわなぁ。
「私のインチキぶりを世にさらす。」なかなか書けない文章ですね。