現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

目まぐるしい天気の啓蟄とプチ断食してみること


5日(木) 啓蟄
 雨が降ったり、晴れたり、霰が降ったり。風が強くて寒い。
 ネット予約した新幹線の切符を長浜駅で受け取ったり。農協へいったり、田んぼを見にいったり、事務仕事をしたり。


6日(金)
 今日はよい天気になったが、相変わらず風は強い。
 あれこれ事務仕事にいそしむ。


 先日、ドキュメンタリー映画『いただきます みそをつくるこどもたち』(2017年)が自主上映700回を超えるヒットになっている、というネットニュースを読んでいたら、オオタヴィン監督が年に2回ほどファスティング(断食)をしている、という話が出てきて、おもわず反応してしまった。ファスティング(断食)って、最近、ちょっと注目されているらしいのだが、「食べずに腸を休めることも最大の薬というか、予防法だと思います」とありますな。空腹感というのは、生き物にとってとても自然な大切なことで、動物はときどき空腹になるということを想定して作られているから、一日三食、あるいは二食をずっと食べて暮らしているより、ときどき強烈な空腹感を感じたさせることも大切。それと食べても腹八分目ぐらいで、満腹になるは、あまりよろしくない、というような文章を僕も最近どこかで読んだ記憶があるんですなぁ。
 断食というと、僕は比叡山千日回峰行の「堂入り」を思い出してしまう。九日間、断食・断水・断眠の中お経を唱え続けるという修行ですから、厳しいですね。そんなことができるのかどうか、でもその行を終えることができたら、「大阿闍梨」になるそうですから、まあ、即身仏みたいなものなのでしょうね。それは厳しい修行だけれど、でもイスラムの人々はラマダーンの月の間は断食してますよね。暁の礼拝から日没までだそうですけど。それからヨガの人も断食していたような気がするし、・・・。そんなこんなで、じゃ、一度自分の身体で実験してみようと思ったのでした。
 胃の検診とかでバリウムを飲んでレントゲンを撮ったり、胃カメラを入れたりしようと思うと、前の晩の9時ぐらいから飲み食いせずに来てください、なんて言われますね。うーむ、胃カメラはもちろん、ここのところずっとバリウムも飲んでいないなぁ。
 ネットで検索してみたら、たくさん出てきました。プチ断食だと三日間くらいから一週間くらいなんですな。水は摂ってもいいというか、積極的にたくさん摂りなさいとありますな。初心者は、というか最初は一日でもかまわない、ということなので、やってみることにしました。昨夜の夕食後、缶ビールを一本いただきましたが、今朝は起きてから、まだ何も食べていません。ええ、空腹です(笑)。もう24時間以上白湯しか口にしていないんだから。腹が減ってくると、いよいよ白湯か水を飲んでごまかそうという風になりますな。
さて、そろそろ落語を聞きながら眠ります。ビールも飲まずに(笑)。