現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

タネツケバナとフキノトウとツクシと紅梅とヤナギと残月と『ボーダー』


8日(月)
 朝のうちは曇っていたけれど、その後晴れてくる。でも風は冷たい。
 昼過ぎまで精米と事務仕事。午後、近所のフレンドマートへ買い物に出る。


 うちの大麦の圃場の脇でタネツケバナが咲いていた。でも曇り空だったので花はあんまりしっかりとは開いていなかったんだけど。タネツケバナは種付け花ではなくて、種浸け花です。ようするに種籾を水に浸ける、浸種をする時期を教える花なんです。種籾を水につけて発芽の準備をしなさいよ、そういう時期になってきましたよ、と教える花なんですね。今は加温して芽出しをするので、浸種もまだもうちょっと先なんですけどね。でも啓蟄をすぎ、タネツケバナが咲きだすといよいよあれこれ準備をしなくてはなりませんね。


9日(火)
 午前中は精米と事務仕事と散髪。散髪して男前をあげようとしたけど、どうもあちこちに白いものがずいぶん混じるようになってきてますなぁ。どうもこれはロマンスグレー路線を狙うべきか。ロマンスグレーとごま塩あたまは、どう違うんだ?
 そうそう散髪屋さんと話をしていて、コロナでというか、コロナの影響かどうかわからないけれども、お店を出して10年。毎年売上げが上がってきていたんだけれども、2020年は初めて前年より下ったんです。いつかは下るとはわかっていたんですけれど、実際に下ってみるとちょっとショックでした、と笑っておられました。まあ、コロナの影響もあるんでしょうなぁ。
 午後は作業所の整理をしようとして、フォークリフトのエンジンをかけようとしたら、バッテリーが弱くなっていて、エンジンがかからない。やれやれ。バッテリーをはずして充電してみる。
 その後、ジョン・アヴネット監督『ボーダー』(2010)を観る。ロバート・デ・ニーロアル・パチーノの共演である。うーむ。こう書いてあると観たくなりますよね(笑)。あたしゃ、あーた、デ・ニーロは『ディア・ハンター』(1978)から。アル・パチーノは『スカーフェイス』(1983)からですから。この二人の共演といえば『ヒート』(1995)ですけどね。『ヒート』はよかったなぁ。『ボーダー』は、ちょっと脚本がまずいのかな?映画的に盛り上がりがあまりないよね(笑)。いや、まあ、ラストはそこそこなんだけど。二人は頑張ってますけどね。


 まだ今年はウグイスを聴いていないが、ヒバリはすでに盛んに鳴きはじめています。ヒバリの囀りは聞くと、なにか元気になるんだなぁ。
フキノトウもうちの田んぼのあぜ道で見つけました。毎年採ってきて食べるのですが、あのほろ苦さがなんともね。いいんです。今日はまだ小さかったのでもうちょっと待ちます。
 ツクシも出てきてます。もちろんスイセンも。


 そうそう、今朝も早起きしたんですが、ふっと気がつくと南東の空に月齢25.6の下弦の月が空に残ってました。月の写真はなかなか難しいのですが、ええ、窓からパチリ(笑)。そういえばデジカメの縦横比はどうしてますか?まあデジタルなので撮影後もいくらでもすぐトリミング出来るのであんまり気にすることもないのかもしれませんが。iPhoneは4:3ですけどね。SONYのRX-100は16:9にしています。うん?要するに受光素子のサイズの比率にしておけばいいのか。1.0型(13.2×8.8mm)のCMOSだから・・・?計算がややこしいな(笑)。暗算ができないぞ(笑)。
 梅は今を盛りに咲いていますが、ソメイヨシノの蕾は下の写真のようなこんな感じ。今年の桜はすこし早いかもという噂ですが、毎年すこし早いかも、って言われているような。