現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

家の近くの田植えと草刈りと「こなし」と水出しのお茶



10日(木) 時の記念日
 今日も晴れ。ありがたい。
 朝、早起きして田んぼに肥料を配り、午前中は田植え。家の近くの新田地区の小さな田んぼ。「秋の詩」を植えましたが、苗がギリギリだったのでいささか緊張感のある田植えになる。でもギリギリセーフで植えられました。
 午後は長男は「こなし」に出てくれて、僕は田植え機を水洗いしたり、余った肥料を農協へ返品したり、ガソリンをガソリン缶で買いに行ったり、畦畔の草刈りに出たり。午後は風が出て過ごしやすくなる。途中日没になってだんだん草が見えなくなってくる(笑)。あわてて家に帰ったら、もうみんな夕食を済ませていた。やれやれ。
 珍しくプシュッとビールをあけて急いで晩酌。またあわてて風呂に入って、風呂上がりにプシュッとやったきり記憶がなくなって、気がついたら「もうお父さん、こんなところで寝んといて!」と娘の不機嫌な顔。11日の午前0時になっていた。起きようと思ったら5分ほど身体が動かない(笑)。やれやれ。疲労がここに極まっているぜ(笑)。
 ↓もうこうなってくると畦畔の草がよく見えなくなってくるぜ。ちょっと派手な色になってしまいましたが・・・。



 鷹羽狩行という俳人は、やはりなかなか粋な句が多い気がします。って僕が言うまでもないけれど。
 「時の記念日」という言い方をしていたような気がするけれど、俳句は文字数というか音数を大事にするから、短く「時の日」ですね。ボトルシップも昔はよく新聞広告に載っていた気がするけれど、最近は見ませんね。広告どころか、昔は家の応接間になぜかボトルシップを飾ってある家があったけど、それも見なくなりました。ってそういえばもう最近はよそのお家に上がらせてもらうこともほとんどなくなってしまったような気がする。今でも「応接間」は機能しているのかな?うちには「応接間」はないが、昔ながらの田の字の家なので、座敷はあるが・・・。だいたい近ごろは家で応接することがあまりないんだろうな。ボトルシップも見せる機会がないのでしょうか。




 このところ冷蔵庫で水出しのお茶を作っている。夜、ボトルにお茶ッ葉と水を入れて、そのまま冷蔵庫に。朝にはもう充分飲めますが、僕はお昼にいただいています。めちゃくちゃおいしい。ペットボトルで売っている冷たいお茶とは比べ物にならない。色も美しいし。このところ暑いし、午前中に汗かいてグビグビ飲んでニンマリしてしまっている。

11日(金)
 午前3時。やれやれ。また寝なきゃ(笑)。
 昨夕から風が吹いて涼しかったのだが、今も南と北の窓を開けてあるので、風が通って涼しく気持ちいい。夏の夜風。6月11日の未明に夜風というか朝風?に吹かれながらブログを書つつ、日本酒を冷やでコップ一杯やりつつ、漫談のような東京の落語家の噺をラジオの聞き逃しサービスで聴いている。古典落語も最初は新作落語だったというのはよく聴くフレーズだが、僕はやはり練られた古典落語が好き。でもって上方落語が好きなのだが米朝松鶴、枝雀、吉朝とすでにいない人の噺を聴いていたりする。
 あ、でもサンドイッチマンやナイツや中川家博多華丸大吉もよく聴いているか。って、まあみんな名人級だけど。ま、要するに年をとったということでしょうなぁ。