現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

草刈りと作業所の準備と『キューポラのある街』と


25日(水)
 早起きして、終日、スライドモアで、圃場の道端の法面などの草刈り。
 トラクタにはガラス張りのキャビンがついているので、夏はエアコンは必須なのだが、エアコンの調子が悪く、最初の三分間はエアコンも効いている?という感じだが、その後はまったく効かず、サウナ状態。もちろん窓は開けてあるのだが、外気ももちろん高温です。
 午前中は朝ご飯も食べず、11時前まで作業したけれど、帽子から靴下まで、身に付けているあらゆるものがぐっしょりと汗に濡れ、トラクタから降りたらトラクタのシートに汗が溜まっていた(笑)。
 午後は少し風が出てましになったが、もちろんあせでぐっしょり。

 浦山桐郎監督『キューポラのある街』(1962)を観る。吉永小百合浜田光夫東野英治郎、杉山徳子、加藤武菅井きん、それとちょこっとだけど吉行和子。なるほど。楽しめたけど、ちょっと問題というか、テーマというか、いろいろ詰め込み過ぎじゃないの?
 原作は早船ちよさんということらしいけど、この作品で日本児童文学者協会賞を受賞しているんだとか。
 貧しさ、貧困、勉強の意義とか、組合活動だとか、朝鮮人差別だとか、修学旅行に行ける行けないとか、高校進学出来る出来ないとか、労働災害だとか、働きながら学ぶとか。当時の社会問題満載なんだが、60年代、70年代を通して、ちょっとづつ問題を解決してきて、経済大国なんて、言われるようになったのだが、バブルの崩壊以降、厚い中間層が消えて勝ち組・負け組などと格差社会となり、また貧困問題も大きくなってきたようです。うーむ。

26日(木)
 今日も午前中はスライドモアで草刈り。これでだいたいスライドモアの作業も終わる。明日からはまた畦畔の草刈りに出ます。

 午後は作業所の準備など。

 ローリング・ストーンズのドラマーのチャーリー・ワッツが亡くなった。ここのところ、ストーンズを聴いていなかったのだが・・・。うーむ。チャーリーのドラム、やっぱりカッコいい。




27日(金)
 早起きして畦畔の草刈りに出る。快調に刈っていたが、途中で自走式の草刈り機が止まってしまう。エンジンもなんだか重くてかからない。すぐに工具を持ってきてカバーを外してみたら、なぜかベルトがねじれて外れていた。やれやれ。すぐにかけ直したが、テンションプーリーのかけ方がなんだか不安で農機センターのKさんに電話して確認する。いやいや、ほんと携帯電話ができて、便利になりました(笑)。その後はまた快調に畦畔の草刈り。