現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

精米と散髪と今年前半の有名人の訃報と『異動事例は音楽隊!』


 午前中は精米など。猛烈に蒸し暑い。
 午後は散髪して男前になったところで、けっこう強い雨になる。

 もうすぐ今年も半分終わるのですが、今年になってからでも、高橋幸宏(70歳)、目黒考二(76歳)、辻村寿三郎(89歳)、バート・バカラック(94歳)、松本零士(85歳)、大江健三郎(88歳)、黒土三男(76歳)、坂本龍一(71歳)、畑正憲(87歳)、ティナ・ターナー(83歳)、上岡龍太郎(81歳)、アストラッド・ジルベルト(83歳)と個人的に思い入れのあった有名人が亡くなっていかれましたが、つい先日はカープ北別府学さんが亡くなられたというニュースが流れてきて、昨日はベニシアさんが亡くなられたと流れてきた。北別府は65歳。ベニシアさんは72歳。

 昔、村の寄り合いの後の懇親会で、村の先輩がおっしゃった。「そのうちな、よく知っている芸能人やら俳優さんやら作家やらスポーツ選手が亡くなるニュースが続いて驚くようになる。ほんま次々となじみの知ってる有名な人が亡くなりはじめる。ほーすると今度は同級生やごく年の近い人が亡くなるようになるで。まだ若いのに、とびっくりするんやけど、若くても死んでまわんす時には死んでまわんすんやわ。・・・。平均寿命って、平均やからな。順番は決まってないし・・・。ツジイさんとこは子どもさんはまだ小さいんやろ。ほんなら、まあ、まだまだ死ねんわなぁ。ほんでもな、子どもさん、息子さんとかが頑張りはじめやんて、代替わりするようになるとな、また気持ちは変わってくるし・・・。まあ、もう子どものこと心配はいらん、任せておいたらええ、と頭の中ではわかっていても、心配はしてしまうんやけどな(笑)」と、飲んで赤い顔で上機嫌で私におっしゃった。その人は金融関係の仕事をしておられたので、融資のことなんかで、世代交代とかいろいろ見聞きされてきたんだと思います。よく覚えています。ええ、私が40代の頃の話です。ちょうど私も就農して父から経営を受け継いだ時でした。そろそろ私も長男にまた代替わりしないといけない時期になってきているのですが・・・。
 昔は寄り合いのあと、よく酒が出たんですが、今はコロナのこともあるし、あまり村の人とお酒をいっしょに飲むことも減りました。何がいいのか、悪いのか、わからないことは多いです。

 内田英治監督『異動事例は音楽隊!』(2022)を観る。楽しめました。コメディだけど、あんまりコメディ色は出してませんね。でもなんとなく僕の予想した通りの展開で、脚本はもう一つという感じでしょうか。主演は阿部寛。阿部ちゃんです。わりといかつい顔だし、背が高いから刑事役は似合ってますね。相変わらず歩き方がおかしいけど。初めて知りましたが清野菜名、べっぴんさんでびっくりしました(笑)。警察官のどこかピリッとした雰囲気を上手に醸し出していましたね。ああいう顔にあたしゃ弱いなぁ、って誰でも弱いはず(笑)。磯村勇斗高杉真宙とか若い人も頑張ってましたね。
 阿部ちゃんはパーカッション担当でドラムを叩いてましたけど、あれは吹き替えなしかな?私もしかし娘が吹奏楽部に入らなければ、あんまりこういう映画にも興味を持たなかったかも。警察の音楽隊、消防の音楽隊、自衛隊にも音楽隊がありますね。音楽隊が必要なのか?という議論があるのは30年ほど前から私は知っていますが、無くなった音楽隊はあるのかな?

 さっき風呂上がりにテレビを点けたらベイスターズカープをやっていた。5回裏2:2の同点で、ワンアウト2塁1塁というところで、バッターはピッチャーの森下。あたしゃ送りバントかと思っていましたら、初球をレフトスタンドの二階席へ。森下投手、プロ初ホームランが3ラン!2:5となりました。打った瞬間にそのバッティングフォームを見ただけでホームランとわかる一打でした。スバラシ!ベイスターズの先発の石田投手は広島出身の投手。今日はご家族も応援にスタンドに来られているらしい。テレビの画面ではマツダスタジアムはどこもかしこも真っ赤だったが、石田の応援に来ているファンも多いかもしれませんな。テレビの解説は70年代後半、古葉監督のもとで活躍された投手池谷さんでした。初めて池谷さんの解説を聴きましたが、落ち着いていてカープのことをよく観ておられる解説でうれしくなってしまいました。森下はこのまま勝利投手になってほしいな。