現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈り終盤の雨とお米の発送と枝豆と『イラストレーション 9月号』


↑完熟の「秋の詩」。分けつの本数はちと少なめだけれど、その分、粒が大きめで選別網からほとんど落ちてこない。

9日(月) スポーツの日
 午前中はお米の精米と発送など。昼に次男が戻っていく。
 雨が降ったり止んだりで稲刈りもできないので、買い物をしたり、遅れに遅れている事務仕事をしたり。
 夕方、枝豆を採ってきて塩茹でにする。「小糸」という品種の大豆。うまい。

10日(火)
 午前中は精米など。
 今日も思いのほかの雨が降ったり止んだり。稲刈りできず。うーむ。

11日(水)
 朝から晴れる。
 午前中は精米と発送など。また米ぬかや籾殻・切りわらなども送る。
 お昼前から籾擦り。お米の出荷など。
 午後は稲刈り。快調にすすんで、あとは苗代あとの最後の小さい田んぼ三枚だけになる。
 夕方、枝豆を採ってきて塩茹でにする。むふふふ。うまい。


↑鈴なりですなぁ。すこし葉を取って、枝豆にしてみました。

↓白黒にすると急に昭和感がでますな(笑)。秋晴れの中の稲刈りとなりました。小谷山など湖北の山々も映っています。最後に一瞬伊吹山も。

 ラグビー日本代表が帰国してきましたね。2勝2敗で決勝トーナメントにはいけなかったけれど、まあ、それはそれとして、4試合ともよい試合でした。ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフは退任となるのですね。選手だけでなくて、スタッフのみなさんもご苦労様でした。日本代表を強くしていただきました。ありがとうございました。
 というわけで準々決勝ウェールズ対アルゼンチン戦は10月15日(日)の0:00からですか。これも見逃せないなぁ。でも起きていられそうにないかも。


 そういえばネットで注文しておいた雑誌『イラストレーション』の九月号が届く。まさか僕が『イラストレーション』を買う日が来るとは思っていなかったが(笑)、特集が二つとも気になったのでクリックしてしまった。僕にとっては村上春樹の本の装丁といえば佐々木マキ安西水丸ですけど、『村上ラヂオ』の大橋歩も好き。「装丁クロニクル」というわけで装丁の一覧が観られるんですけど、初期の頃はほとんど全部自分で本屋で買って持っている。当時は村上春樹の文章は全部読みたいと思っていましたし。でもいくつか抜けがありますなぁ。まだネット書店がなかったので、本屋さんで出会わないと買えない時代でした。
 「村上春樹作品へのオマージュ」では、イラストレーターや絵本作家が何か一つの作品を選んで描き下ろしたのが載っています。どれもおもしろいなぁ、と思って眺めていたんですが、中に一枚、坂内拓さんが「午後の最後の芝生」を選んでいて、ああ、と思ってしまいました。ええ、好きな短編小説です。何度も繰り返し読んだなぁ。ま、僕のイメージとは少しだけ違うんだけど、それは当然として、この短編小説が好きな人は、けっこういるような気がする。『中国行きのスロウボート』はどれも傑作ぞろいの短編集だと思います。ああ、でももう何年も読み返していないけど。
 「植物を描く」の特集も楽しかったけど、矢原由布子さんの絵のタッチが好み。インタヴュー記事もおもしろかったし。『はるなつあきふゆのたからさがし』は、あれ?家にあるかも、と一瞬思ったけれど、2020年の発刊でした。それじゃ、買ってない。

12日(木)
 朝から快晴!お天気お姉さんの近藤さんが「爽やかな秋晴れです!」と笑顔で伝えておられます。がんばるぜ。