このところ時雨模様が続いたのでしたが、日曜日、月曜日と大学時代の下宿仲間に顔を見せに富山に行ってきました。楽しかったです(笑)。ウダウダしゃべるばかりですけど、楽し過ぎて写真を撮ることをすっかり忘れていました。私は一人にならないとなかなか写真を撮れないタイプです(笑)。
電車の中で読もうと松井琢磨『爛柯の宴』(マイナビ)の上巻と中巻と欲張って2冊も持ち込みました。最初は久し振りの北陸線の電車の車窓を眺めるばかりでしたが、途中から読みだしたら止まらなくなり、家に帰ってくるときには、上巻を読み終え、中巻の半分くらいまで読めました。囲碁のファンタジー小説ということですが、囲碁ファンのための小説というか読み物ですけど、囲碁ファンを増やそうとういう意欲が感じられますね。今は将棋人気に押されていますからね。「爛柯(らんか)」というのは、囲碁のことです。辞書を引くと、
《晋の時代、王質という木こりが森の中で童子らの打つ碁を見ているうちに、斧の柯 (え) が爛 (くさ) ってしまうほどの時がたっていたという、「述異記」にみえる故事から》囲碁の別称。また、囲碁に夢中になって時のたつのを忘れること。転じて、遊びに夢中になって時のたつのを忘れること。
と、出てきます。なるほど。
↑富山の美術館の屋上から眺めた風景。紅葉もすすんでいますが、いささか鮮やかさに欠けますが、あたたかい秋でしたから、どこも同じでしょうね。灰色の雲の奥に立山連峰も見えています。
今年も学生時代の下宿仲間が集まって飲むから参加するように、と呼んでもらったので、一泊で参加してきました。
ああ、一年ぶりでしたが、楽しい時間でした。ああ。
帰り、敦賀駅で乗り換えですが、待ち時間がずいぶんあったので途中下車して駅前の居酒屋さんで11時すぎから一人昼食。お昼の居酒屋さんに一番乗り。昨夜、あんなにご馳走をいただいたのに、ふぐ刺し(てっさ)やら甘エビの刺し身、刺し身盛り合わせ(六種盛り)、などと刺し身三昧とビールと搾りたてのまだ炭酸の入った地酒の生酒の昼食で、お腹の中がほろりと熱くなる。「お客さん、甘エビ好きなんですか?いい顔になってますよ(笑)。」「大好きですよ!むちゃくちゃ、うまい。テッサもうまいわぁ。」「お昼の一番で、幸せそう(笑)」「あはははは。昨日から旅の空の人なんです。ありがたいです。」と酒や料理を運んでくれたおばちゃんに返事したら。なぜかおばちゃんだけでなく板前さんにも笑われた(笑)。
時間の流れはほんとに速いぜ。
応援している遠藤が九州場所十日目で2勝8敗となりました。言わないけど怪我のこともあるんでしょうな。あと年齢的なことも。でもいかにもお相撲さんという体つきで、うまいし、美しいですよね。もちろん闘志満々なのだろうけれども、それを見せるのに照れ臭さを感じている気配になんとも好感が持てるんだなぁ。
前頭筆頭の宇良は4勝6敗。七日目の’関脇琴ノ若との取り組みが、これぞ宇良の相撲という感じでした。初日から5連敗でしたが、上位陣との取り組みが終わって、持ち直してきました。両膝はがっちりテーピングしての相撲ですけど、勝っても負けても宇良の相撲ほどおもしろい相撲はないです。
大谷翔平選手の2度目の満票でのMVP。当然といえば当然だけど、スバラシイです。来期はどこでプレーするのか気にはなりますが、とりあえず手術したばかりだし、最初はゆっくりやってほしいです。