現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機大豆の刈取りと「水不足が危惧されます」とレスターブラウンが言っていたこと


 地球環境は繋がっているので、もちろんすでに日本も影響を受けているし、日本の農林水産業への影響はこれからもどんどん大きくなっていくに違いないです。そういう不安はレスターブラウン博士の提言から遅れて10年ほど前から、このあたりの農家のなかに確実に大きくなってきています。
 お米だって、今年も猛暑の影響で乳白米が増えて等級が下がったところも多かったし、収量も全国的に下がりましたね。うちのお米も慣行栽培のお米は品質はそうでもなかったですが、収量は下がりました、というか、ここ数年収量は下がりっぱなしです。
 農家としては、いろいろ思うところはあるのですが、農家だけの問題ではありません。水と食糧の問題は、地球に暮らす生き物全体の問題だからです。地球環境の問題は、「2050年問題」と言われたりしますね。でも30年もかからないような気がしてます。いや私の言うことだからアテにはなりませんが(笑)。

 それはともかく、先日は農協の汎用コンバインを借りて、有機大豆の刈取り。あともう少し別の品種のが残っていますが、概ね終わりました。うーむ。収量が少なそう(泣)。
その後は、精米と事務仕事など。うーむ。


有機の圃場の大豆の刈取り。うーむ。いろいろご意見はあるでしょうけれど、ま、今年はこんな感じでした。