10日(水)
このところ、ブログの更新も朝や午前中というときが多くなってきて、なにがなんだかわからなくなってきている。
6日の土曜日が二十四節気の「小寒」でしたね。20日(土)が「大寒」になります。7日(日)は七草でした。それから8日(月)は「成人の日」でした。ハッピーマンデー制度になって、まあ、なにがなんだかわからなくなってきましたね。で、成人も18歳からということになりましたし。でもって18歳は受験や部活動で忙しいから、成人の式典は「二十歳の集い」という名前で20歳になってからする、という。なんだかなぁ。経済活動の都合でこういうことになってきてるんでしょうね、たぶん。うん?政治家先生の選挙の都合ですか?
というわけでこの季節だと朝、明るくなるずいぶん前に起きだして、ごそごそするという早起きなオジジの生態です。清少納言さんは「春はあけぼの」とおっしゃいましたが、もちろんその感性に文句はありませんが、ま、春だけでなくて夏も秋も冬も「ようよう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて紫だちたる雲の細くたなびきたる」という風情はわるくないですね。もちろん晴れていればですけど。「冬はつとめて」でしたね。ええ、私も冬の早朝の空気は嫌いじゃないです。平穏な状況であればですけど。
昨日9日の朝はよく晴れて冷えていましたが、旧暦で言うと霜月の二十八日。月齢は調べてみたら26.5だったそうです。すぐそばに明けの明星の金星が輝き、少し明るくなってきたので見えにくかったですが1等星のアンタレスも見えていました。ええ、アンタレスはスマホの「Sky Guide」で調べました。
世界中どこでも東の方から明るくなってくるわけですが、うちのあたりではこの時期、6時42分でもまだこんな感じの明るさなんですね。朝のニュースの中継を観ていると、札幌と東京と大阪と福岡とではぜんぜん違うときがありますね。札幌はすっかり明るいのに、福岡はまだ暗かったり。
↓「ようわからんじゃないか」という方のために拡大してみました(笑)。ええ、拡大してもアンタレスはもう見にくいですね。
新聞のコラムで紹介されていた短歌。安藤康男の短歌はまさに寒中の朝の月と七種粥でぴったりのような気がしました。コラムの歌の選者も掲載される日を考えてちょうどいいのを探しておられるのでしょうね。谷夏井の歌はお正月の景でおもしろいなぁ。酒の仕度といっても父親ばかりが飲んでいるのだと思うけれど(笑)。