現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

青大豆の選別と霜の降りた朝


9日(金)
 朝から晴れてありがたい。
 それでずっと懸案の青大豆(緑大豆?)の水分を計ったら13%ほどになっていたので、午前中は乾燥機から出して、農協の大豆選別機にかける。もともと量が少ないのでゆっくり丁寧に時間をかけて選別(笑)。有機JAS認証ではない圃場で栽培したので有機とは言えないのだが、無農薬・無化学肥料の青大豆です。枝豆がとてもおいしいというのはこれまでに何度か書いてきましたが、そんなこんなで、結局収量はもう一つというか、もう二つ、というか、もう三つぐらいぐらい。まあ猛暑も影響したと思いますが。
 大豆の選別機の基本的な仕組みは物理的な選別で、まず風でゴミを吹き飛ばします。ゴミといってもホコリとか莢ですけど。で、今度はそれを斜めのところで転がします。大豆ですから丸いのがいいわけですが、中には扁平というか、ぺちゃこいのもあります。でもそういうのは転がりませんね、あるいは、転がりにくいですね。ですから斜めのところで転がしてみてよく転がる丸い大豆を選びます。というか転がらないのをはじくんですけどね。そうして最後に大中小の網を通してサイズごとに選別をします。もちろん品種ごとに基準のサイズは変わってくるので網を替えるんですが、今回は標準セットの網です。概ね大で、中と小は少なかったです。
 このあたりでは晩秋に刈取って、12月には乾燥選別を終えて検査に出して出荷という段取りですけれど、今年は秋が暖かかったので、なかなか大豆の葉が落ちず、収穫時期も遅れましたが、この青大豆は特に遅くなってしまいました。やれやれ。

 遅い昼食をとって、農機センターのKさんと乾燥機のメーカーのEさんと、作業所の乾燥機の配置や動力の電気のコンセントの位置等の相談と打ち合わせ。

10日(土)
 ほんと、時間の流れが速い。 “ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 ” と言った鴨長明さんはエライ!
 朝はよく晴れて冷え込みました。田んぼや畑、屋根には真っ白に霜が降りていました。霜柱もできていて、歩くとざくざくと音のするところも。








 朝は晴れて冷え込んだけれど、その後曇ってきて午後には少し雨も。ちょっと風も吹きいて、寒い一日。

 午前中は精米など。夕方、乾燥機の下に入れて少し高さをかせぐH鋼を切ってもらうように頼んでおいたのが「出来たよ」と連絡を受けたので取りに行く。

11日(日)
 未明にちょっと雨。夜は隣組の総会もある。