現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「流水不争先」流水は先を争わないぜ。


 「流水不争先」  流水先を争わず
 出典はわかりませんが、もともとは禅の言葉のようです。自然体であるがままに、ということなんでしょうけれど、あーた、自然体でいる、なんて、まあ、とても難しいことですわなぁ。競争する心が進歩や発展、変革の原動力でしょうし。同時に煩悩そのもの。欲そのものですわな。
 と、まあ、そういうことを飲み込んだ上で「流水先を争わず」と澄まし顔で言ってみたいなぁ(笑)。誰に言うんや?(笑)
 今日、テレビの囲碁番組を観ていたらこの言葉が出てきました。名誉本因坊の高川格さんが求められると好んで書いていたそうです。作家の立松和平も好きだったみたいだし、なにより、♪あああああぁ、川の流れのようにぃ〜、というのがありました。
 ええ、私の場合は誰からも求められてませんが書いてみました。字の稽古です。四つ書きましたが、四つとも手本が違って、左から(なんで左から?)楷書、行書、草書、行書、ということなんですが、見様見真似ですので、わかりません。恥のかき捨ての稽古ですのでご容赦ください。「雉も鳴かずば撃たれまい」「恥もかかずば・・・」ということですので(笑)。
 しかし、なんですな、考えてみますと、自然な川の流れってもうすでにあまり簡単には見られなくなりましたね。都会では蓋をされてしまっているところも多いし、田舎でも洪水対策で大きな堤防が造られて、堤防に囲われた中での川の流れです。ま、それでいいんでしょうけれど。

 昨日ピントが合っていなくて撮れなかったネコヤナギの雄しべ。気がつくのが遅くて夕方になってから撮ったので、もっと光を!と言いたくなるが、まあ、いいです。私のSONYのRX-100、マクロモードで撮影するとどうもソフトフォーカスがかかるような気がする。なぜだかわからない。うーむ。
↓上の二枚はSONYのRX-100。一番下はiPhone