現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「G線上のアリア」と多賀大社へ初詣でとラメ入りインクのガラスペン


9日(日)
 今朝は早起きして仕事をしたのだが、ラジオを流していたら、モダン・ジャズ・カルテットの「G線上のアリア」が不意に流れてきて、あまりのことに(笑)手を止めて聴き入ってしまった。
 私が学生時代を過ごした1980年代前半にはまだCDが普及する前のレコードの時代でした。で、急にレンタルレコードショップというのが出始めたんですね。買わずにレンタルして、レンタルしたレコードをカセットテープに違法コピーして繰り返し聴くというシステムができたのでした。私も何度か利用しましたが、ショップが下宿から遠かったので、返却が面倒だし、近くに趣味の(?)小さなレコード屋さんができて、ジャズとロックとソウルなんですが、品揃えが好みにあったので、日に何度も店に行ったりして、店長と気楽に話が出来るようになって、いろいろ教えてもらったのでした。教えてもらったといっても、要するにレコードを買った(買わされた?)ということですけれど(笑)。
 で、当時レンタルしてコピーしたレコードにこのモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)とSwingle Singersの『Place Vendome』があって、何度も聴いたモノでした。とくに”Air for G String”は一時期繰り返し聴いていました。最初のミルトジャクソンのヴィブラフォンの最初の一打の響きで、僕も、そして下宿で一緒に聴いていた友人達もみんな黙ってしまった思い出があります。


 午前中は精米と発送。
 午後は奥さんと次女と三人でお多賀さんへ初詣でにいく。

 夕方に2時間ほど蒲団に入って読書するつもりがそのまま寝てしまう。やれやれ。2時間も寝たので慌ててお風呂に入って上がってきたらNHK大河ドラマをやっていた。えーっと『鎌倉殿の13人』。おもしろそうな気配に引き込まれる(笑)。大河ドラマなのになんだか笑いをとろうとしてるな、と思ったら脚本が三谷幸喜でした。うーむ(笑)。

 先日注文しておいたガラスペンのセットが届く。セットいうのはガラスペンだけでなくてインクやペンを洗う容器やペン置きも一緒になっているんですな。インクはラメ入りのインクです。ここ二、三年文具女子の間ではラメ入りインクがわりと流行っているので、どんなものか、という気持ちもあったんです。なーるほど(笑)。でも赤の色の違いがもう一つわかりにくいし、どうも色に深みながないですな。そんな気がしました。あ、しっかり乾くと色の違いもはっきりしてきますな、微妙だけれど。
 ラメ入りインクを万年筆に入れていいのか、という問題もありますし、ちょっと思案のしどころですな。届いた二本のガラスペンはわりと書きやすいものでした。ガラスペンも相当個体差があるように聞いていますし、前に買ったのも(すぐ割ってしまいましたが)、二本買ったうちの一本はなんだか妙に紙に引っかかりましたし。Gペンとかつけペンで書いてみていいかも。これだけ色があるので、ビールの落書にも使えそう(笑)。しかしなんですな、字の方はまだまだ稽古不足ですな。

 お茶屋さんでいただいた大福茶を淹れてみる。抹茶入りの玄米茶。うまい。そういえば去年の正月にもいただいて淹れて飲んだのを思い出した。抹茶入りの玄米茶かぁ。今度はこれも買ってみよう。

10日(月) 成人の日
 朝からよく晴れました。その分冷え込みましたけど。成人の日は「正直貧乏」の日。「そうするよりほかに手立てがないじゃないか」と山口瞳が言ったから成人の日は正直貧乏の日。でもまあ、そういうことなんだ。

 すこし事務仕事。それから家の裏の雪が解けずにそのままなのですこし何とかする。家と作業所と両方の屋根から落ちた雪が日陰なのであまり解けずに凍っているんですな。一時間ほどスコップで雪を川や溝に運ぶ。

 午後はすこし事務仕事をする予定。礼状にあんまり変な色は使えないだろうけれど、すこし、知っている人ならラメ入りの青とかラメ入りの茶色でもかまわないかな?そうもいかないか(笑)。