現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

温湯消毒と浸種、それから苗箱の土入れと鶴竜と照ノ富士とプロ野球の開幕

24日(水)
 午前中は農談会。それからお米の発送など。
 午後は最初の温湯消毒と浸種。「コシヒカリ」と「秋の詩」をやりました。


 鶴竜が引退するというニュースが入ってきた。おいおい。応援している十両七枚目宇良は先日、ちょっとニュース映像で勝ったあと引き上げてくるときに膝をかばうような歩き方だったので、心配していたが、一日休場して、今日はまた土俵に上がって千代丸に突き出しで破れて6勝4敗1休。前頭5枚目の遠藤は昨日から休場で、5勝5敗。ま、場所前からふくらはぎの故障があったようですが、頑張ってきて5分に戻してきたんですけどね。宇良も遠藤も、怪我をなんとか早く治してほしいですね。お相撲さんは、ベテランになればみんなあちこちに怪我を抱えて相撲を取るんですよ。と聞いたことがあるけれど、遠藤も宇良も相撲がうまくて国技館を沸かせる相撲が取れるだけに、元気な状態で相撲を取らせてやりたい。
 鶴竜横綱なのに怪我でここ何場所も休んでいる。それで横綱の責任を果たせるのか、果たしているのか、と何場所も前から言われていたのも知っている。本当は今場所も進退をかけて土俵に上がる、と言っていたけれど、場所直前の稽古でまた怪我が出て、休場となりました。鶴竜は好きなお相撲さんなので残念な気持ちになりましたが、怪我で休んでいるんだし、もう一度「進退をかけて土俵に上がる」と言っているんだから、それでいいと思っていた。
でもあちこちからプレッシャーがかかったんだろうなぁ。横綱審議委員会から最終的に引退勧告を受けるのは避けたかったんだろうな。白鵬には引退勧告は出さないのかな?
 勝負の世界だから、キビシイですね。それはわかる。でも最後は進退をかけて土俵に上がって、土俵の上で負けて、ファンが「ああ、仕方がないなぁ。」と思い。本人もやっぱり負けて「・・・・・・」となって引退ならわかるけれど。ずるずる怪我で長く休んで、その結果場所の途中で引退させるんじゃ、僕はリスペクトが足りないと思うけど。どうなん?






25日(木)
 早起きして事務仕事。
 お昼前からお見舞いで病院へ。
 午後は精米など。バタバタが続く。
 今朝の中日新聞の一面の記事はあれこれといろいろありますなぁ。高須院長の「今さら、なぜ」という見出しがなんだか笑わせる。



26日(金)
 朝から事務仕事。午後に精米など。
 それから作業所の整理などをして苗箱に入れる培土を農協からもらってくる。
 今夜は旧暦の如月の十四日。明日が望月というところです。と、書いてみると「願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ」という西行の歌が思い出されますな。このあたりの桜もずいぶん咲いてきて、今日は五分咲きくらいかな?



27日(土)
 午前中は事務仕事と精米など。それから苗箱に土入れする準備など。
 午後は苗箱に土入れ。
 晴れて庭のプランターとかの花が美しい。




28日(日)
 朝のうち、事務仕事と精米。
 それから東近江市の方へ「みどり豊」の種籾をもらいにいく。帰りに「そば処藤村」で十割そばをいただく。うまい。
 終日雨。
 夕方から「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策事業」の役員会と会計監査など。


 大相撲は照ノ富士の優勝。大関への復帰。根性がありますね。怪我と内臓疾患で序二段まで落ちてそこからの大関復帰ですからね。北の富士さんは「親方がよかったんだろうね」なんてラジオで言っていたけど、どうも親方以上に奥さんが支えていたんじゃないかというもっぱらの噂です(笑)。よろしおまんな。
 十両七枚目宇良は最後4連勝で10勝4敗1休。むふふふ。遠藤のふくらはぎのケガも治して次の場所は元気な姿を見せてほしいです。


 プロ野球も開幕しました。カープはドラゴンズとの三連戦。一勝一敗一分ということですが、初戦の逆転負けがつらかったですな。ビシエドにやられましたが。ま、でも昨日はルーキーの栗林がセーブをあげて快勝したし。楽しみなことです。

春の日没と春のあけぼのとタイヤ交換と『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』


23日(火)
 今朝は晴れて思いのほか冷え込む。でもその後気温はどんどん上がってうれしい。
 朝は事務仕事と精米など。
 午前中はその後ムーヴのタイヤをスタッドレスからノーマルに交換する。長男もジムニーのタイヤを交換している。
 午後、長男は荒起しに。僕は歯医者さんに。やれやれ。


 夜、アシュリング・ウォルシュ監督『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016)を観る。楽しめました。モード・ルイスという画家を知りませんでしたが、でも絵はどこかで観たことのある絵のような気がしてましたがうまく思い出せなかったけれど。なるほど。実話をもとにした映画らしいです。ガスも電気もきていない小さな家で、田舎暮らしの日常をテーマに、動物や自然の美しさを描き続けた画家、ということになります。主演はサリー・ホーキンスイーサン・ホーク。二人とも達者な演技です。リューマチって、えーっと、どんな病気だっけ。サリー・ホーキンスはどこかで見た顔だと思っていたのですが、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でしたね。『わたしを離さないで』『ブルージャスミン』にも出てたのか。イーサン・ホークも不器用で武骨な男を演じていて、これまたいい感じ。涙腺の緩みきっている私としてはときどきウルウルするところもあったのだが、実話ベースだけにわりと淡々と話はすすんでいきます。もうちょっと説明があっても良かったかもしれないけれど。
 最初にモード・ルイスの絵を買ったニューヨークから休暇でやってきていたサンドラのことももっと知りたい気がするし。絵が初めて売れたときの「絵が売れたぁ。」というモード・ルイスのつぶやきのようなセリフが染みました。「米が売れたぁ。」とつぶやいたときのことを思い出したので(笑)。
 絵を描く。歌を歌う。ダンスをする。物語を読む。作文を書く。幼稚園や小学校の低学年で習うことって、じつは幸福感を得るとても大事なことなんだなぁ、とあらためて思います。うーむ。まあもっとも、手をつなぐとか、身体をくっつけ合うとか、そういう身体的なものの方が直接的ではあるけれど。
 映画のポスターに書かれている通り「人生は、美しい色であふれている。」それはたぶん間違いないことなんだけど、なかなかね、それに気がつけないんだ、これが。みんなバタバタして暮らしているからね。ま、だからといって春の日没や春のあけぼのを、ああ、美しい、と思ってiPhoneで1/30秒でさっと一瞬で切り取っても、これがなかなか他人に伝えられる写真になるわけでもないんだけど(笑)。なにごとも練習、修練、鍛練、稽古、訓練が必要なことも、また間違いないですね。そういうのは中学生くらいから習うのかな。習うというか経験して自然とわかってくるのか。だから練習や訓練の大切さに気がつくのは個人差が出ますね。
 幼稚園や小学校の低学年くらいだと、理屈や理由なく夢中になる、ということが大事というか、いつの間にか夢中になってますわな。そうしてやっぱり練習、修練、鍛練、稽古、訓練も大事だけれど、夢中になることがもっと大事だということも、オジジになってくるとわかってくるんだけど(笑)。


24日(水)
 朝から快晴で、今日も朝は冷え込むが気温は上がってくるらしい。
 今日は最初の温湯消毒をして種籾の浸種にはいります。

雨の中の用水路掃除の一日と桜の開花とフキノトウで日本酒をいただく


21日(日)
 今日は地域の農事組合の水路掃除。午前中は下の圃場整備地区。午後は新田地区だ。朝のうちは降っていなかったが、9時過ぎから雨になる。午後はけっこうなどしゃ降りの中の作業となりました。みなさんカッパを着込んでの作業。
 いささか疲れましたが、ま、爽やかな疲労感です、とブログには書いておこう。


 三重県から志摩からワカメとアオサをいただく。ワカメをさっと湯通ししてポン酢でいただく。めちゃくちゃうまい。ワカメの厚みと歯ごたえがすごい!アオサはすこしみそ汁に入れるだけで、海の香り。ありがたい。


22日(月)
 今日はもっといいお天気になる予報だったが昼過ぎまで厚い雲と雨。午後遅くなってから青空になる。
 午前中は事務仕事と精米など。
 午後はお米の配達など。長男はトラクタで大豆あとの圃場の二回目の耕起。
 ラジオでセンバツの中継を聴いていた。コロナでなんとなく静かな球場なのは感じる。でもアナウンサーと解説者はゲームを盛り上げているけれど。今年はピッチャーがいいらしい。なかなか忙しくなってきていてテレビはなかなか観ていられないけれど、ラジオで楽しみます。



 朝、雨に降られながら、ビビ号と散歩してたら、ソメイヨシノが三輪咲いているのを見つける。三輪だと開花宣言はできないのかな?この調子だと三月中に満開になりそう。入学式の頃にはもうあまり残っていないかも。このあたりは彦根城の桜が今までは開花宣言の基準だったのだが。
 あ、今ネットで調べてみたら、やっぱり今日が彦根開花宣言日になってますな。平年が4月2日ですから11日早いし、去年も早かったのだが、去年よりさらに五日早いのだそうですな。やはり温暖化?毎年の異常気象?


 というわけで、ふっと気がついてうちの田んぼの畦畔を見に行く。ええ、フキノトウが出ていましたけど、ちょっと食べるには遅いかな、って思ったけれど、探せば出てきたばかりの若いのもけっこうありました。で、被ってきたウインドブレーカーのポケットにいくつも入れて持って帰る。ポキッとちぎると苦味のあるすごくいい匂い。
 ゆがいて、鰹節をすこしだけかけていただく。お昼にはちょっとご飯に乗せて。夕方は日本酒で。毎年思うけれどフキノトウのこの苦味は大人の味ですな。ご飯もすすむし、日本酒でも舌が苦味で洗われるような気がして、日本酒の旨味が引き立ちますな。

センバツと大相撲とオープン戦

 春分の日。午前中は晴れていたが、お昼前から風が出てきて、曇ってきた。で16時半ぐらいからポツポツと雨。


 午前中は事務仕事など。午後は土地改良区の総代会。


 昨日から春の選抜大会が始まりました。プロ野球の開幕は3月26日(金)からですな。カープマツダスタジアムでドラゴンズとの三連戦からスタートです。ま、わたしはオープン戦の結果などあまり気にしませんが、やはりホークスとタイガースのオープン戦の勝率8割はなかなかですね。オープン戦ですからあれこれ試しながらのゲームですけど、試したことがうまくいっているのですな。まあプロのベテラン選手だと三味線をひくこともあるだろうしなぁ。その点、カープもドラゴンズも落ち着いてます(笑)。


 そういえばメジャーリーグ大谷翔平選手が調子いいみたいですね。あんまり最初から飛ばしすぎるなよぉ、と妙に心配してしまう(笑)。


 センバツ大会には滋賀県からの出場校はありません。日本農業新聞の記事によるとこの春の高校野球の選抜大会には農業高校は出ていないが、長崎県から選ばれた大崎高校のキャプテン秋山章一郎選手は、子どもの頃、共進会に牛を引いて出場した経験を持つのだとか。かつての“和牛少年”がまとめるチームの活躍に期待は高まるぜ、と書いてありました。うーむ、そうなのか。“和牛少年”か、なんだか“電波少年”とは違うことはわかるけど。でもちゃんとそういう選手がセンバツ大会に出ているのがちょっとうれしかったりする。明日の第3試合ですな。


 大相撲は前頭五枚目遠藤は3勝4敗。十両七枚目宇良は5勝2敗。なるほど。明日、中日。宇良は十両四枚目炎鵬と組まれていますね。小兵力士同士。


 スポーツ観戦はまあほとんどテレビなのだが、もちろん球場や国技館でビールとか飲みながら観戦したいけど。まあ、そうもいかんわね。えーっと、オリンピックは会場での飲食はどうなっているのかな?オリンピックの野球をビール飲みながら観ることはできるのかな?ワールドカップラグビーはどうだったのかな?もちろん家のテレビの前やスポーツバーならオッケーだろうけど。会場ではどうなの?陸上競技や水泳で飲んでる観客はいないか(笑)。というか売ってないわな。


 今回の東京オリンピックは、どうなるんですか?僕なんか頑張っている選手の姿を観ているだけで、ウルウルしてしまうようなところがあります。もう歳なのか涙腺がゆるくなってしまって・・・。だからどういう形にしろ大会がおこなわれて、日本人選手が出れば応援してしまうし、日本人選手でなくても頑張っている選手をアナウンサーが上手に紹介してくれれば外国の知らない選手でも応援してしまうだろう。それはそうなんだが、今のような状態で世界中から選手が来るのか、来てくれるのか、観客はどうするのか?外国からたくさんの選手団を受け入れて、東京というか、日本は大丈夫なのか。コロナ対策ということについては、誰が見ても日本政府は無策で、今やワクチン頼みだけれど、まあ、そのワクチンも順番ですからなかなか日本には回ってこないようです。もっともっと検査をすることが必要なのは一年以上前からずっと言われているのだが・・・。

今やかの三つのベースに人満ちてそゞろに胸の打ち騒ぐかな まり投げて見たき広場や春の草



 と、書いていたら宮城県沖で強い地震津波注意報。つらい。
 あ、津波注意報は解除。


 と、書いていたら、東京オリンピックの海外からの観客の受け入れを見送ることを決定したとのこと。日本人の観客は受け入れるということ?

名古屋までナビゲーターになったことと蕎麦と『村上さんのところ』



 早起きして事務仕事をして、精米する。
 庭の椿が咲いていた。昨日、桃の花だといってあげた写真だが、今日、母は杏の花だと言っていた。父は昨日桃だと言ったのだが(笑)。すこしネットで画像検索してみたけれど、どうも杏っぽい(笑)。


 娘は学生なのだが、学校まで軽自動車で通っている。まだ高速道路を運転して走ったことはない。でも今日、用事で名古屋まで行かねばならないのだが、一人で高速道路を運転していく自信がない、というし、奥さんは送ってやれ、という。まあ、僕が運転してもいいがそれでは娘の経験にならないので助手席に乗ってナビゲーターをしてやることにする。あ、もちろんカーナビは付いているんだが・・・。名神高速道路は路肩もしっかりあって広いからいいんだが、名古屋の街中を走る名古屋高速は右からも左からも合流してくるし、出口も右側だったり左側だったりするし、なにより名神と比べると道幅も狭い気がするし路肩がなかったりして、コンクリート壁が近いのがどうも圧迫感がありますよね。まあ、そんなこんなで助手席に座ってやったのだった。ええ、すばらしいナビゲートぶりでWRCのナビゲーターにもなれるかも、と思ったことです(笑)。


 で、娘が用事をすませている間、私はどうすればいいのか。街中を歩いてみる、運転しみるというのも、コロナでなんだかなぁ、と思いますし。名古屋の科学館のプラネタリウムが新しくなったということを風の噂で聞いたので、プラネタリウムを楽しもうかと思ったのだが、ネットで調べたら、今日は休館日だった。やれやれ。しょうがないので、とりあえず何か食べようと検索したらわりと近く、歩いて5分ほどのところに蕎麦屋さんがあったので、歩いて行ってみることにしました。あたりはわりと工場地帯で運河があったりしてます。なるほど。人気の蕎麦屋さんらしい雰囲気。「味くらべと小皿天ぷら」という三種の蕎麦が楽しめるセットにする。でも若いお兄さんが運んできて説明してくれるのだが、どうも、もひとつ三種の違いがわかりにくかったです(笑)。ま、そんなことはいいんですが、蕎麦はおいしかったです。とくに塩(岩塩なのかな?)がりがりと小さなミルでかける塩でいただいたのは、特に良かったです。あ、サクサクアツアツの天ぷらも思いのほかおいしくいただきました。


 あとはまた駐車場に戻って1時間半ほどクルマの中で村上春樹村上さんのところ』(新潮文庫)を読む。えーっと村上春樹が読者からの質問に応えるという体裁の本です。同じような体裁のは読んだことがあるのだが、えーっと『そうだ、村上さんに聞いてみよう』というシリーズが朝日文庫かどこかであったのを読んだことがある。同じ内容なら困るけれど、ひょっとすると同じ内容でもすっかり忘れていると何の問題もないのかもしれないし(笑)。1時間半ほどで読めたのは1/4ほど。途中、すこし眠ったし。一番笑ったのは(この手のものは笑いが大事ですよね。)ある植村直巳ファンの読者がなぜか『羊をめぐる冒険』を植村直巳の冒険話だと勘違いして読みはじめた話でした。


 帰ってきたら、ちょうど長男が田んぼの荒起しから帰ってきた。稲刈りを終わったあと、あ、大豆の収穫を終えたあと、田んぼの荒起しをすることを秋耕というのですが、うちは大豆の収穫に難儀した分だけ遅れて、雪が降ってしまったので、何枚か秋耕できずにいたのを長男がトラクタで起こしてくれている。概ねできたので大豆あとの圃場の二回目の耕起もはじめてくれた。
運転免許を取ってまだ一度も高速道路を走ったことがない娘のナビゲーターになった。名神と名古屋高速で名古屋市街を走る助手席に。なんとか無事に到着。娘が用事をしている間に蕎麦屋へ。ビールはなし。味くらべセットと小皿天ぷらをたのみました。おいしくいただきました。

ソメイヨシノの蕾と朝の散歩と枯れ草を燃やすことと二分搗きと桃の花



16日(火)
 今日も早起き。暗いうちから起きてあれこれ。曇り空。
 ビビ号の散歩にも付き合う。お気付きの人もおられるのですが、ビビ号の朝の散歩はうちの奥さんに基本的に行ってもらっています。つい先日もラジオでどこかのお医者さんがおっしゃっていましたが、やはりね、朝、光を浴びながら歩くのはすごく健康にいいのだそうです。身体が朝を感じ、季節を感じ、身体が今日一日動く準備をするのだとか。これは実際に朝、外に出て光を浴びながら歩くことをしている人にしかわからないかもしれませんが、僕もその先生と同意見です。で、うちの奥さんも朝、家族のための朝食などバタバタするだけでなくて、ビビ号と朝日を浴びながら歩いてほしいなとは思っているのです。私は仕事柄朝日を浴びることはそんなにむずかしいことではありませんので。
 外でボーッとしたい人はよく釣り竿を出しますよね。同様に外を歩きたい人は犬を連れることが多いです。要するに世の中がどうも忙しくなってきていて、若い人はゆっくり一人で外でボーッとはできないのでしょう。ま、そこそこ歳をとってくると世間の目を気にすることのバカらしさをしみじみわかってくるのですけれど。
 ま、とは言え、犬と歩くのは楽しいことなんですけどね。
 ビビ号はたぶん赤ん坊の頃から人間からイヤな目にさんざん遭ってきたのだと思います。だんだん人間不信はなくなってきているとは思いますが、自動車が嫌いです。まだ1歳にもならないビビ号ですが、やはり何かイヤな記憶があるのでしょうね。人間の若い人ならゆっくり話して聞かせるのだが、犬なのでそうもいかない。まあ、でも人と犬の関係は言葉だけではないので。
 お昼前にすこし国会中継を聞いたのだが、国会議員、大臣、官僚、一流企業の社長さん、そういう人が議論をしていましたが、言葉を巧みに操れて饒舌な人だからといって、必ずしも信用とか信頼とかリスペクトとか、そういうものを得られるものではないということはよくわかります。
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 昨日は東川の法面の枯れ草を燃やしたが、最後、風が強くなったので火をつけずに終わりました。今日は風がないので、昨日の続きをすこし燃やし、あとうちの田んぼのそばの道路の法面もすこし焼く。
 お昼前から雨が降りだす。


 今日読んだネットの文章にこんなことが書いてあった。
 ”ところで、日本語には「花が枯れる」ことを意味する言葉がわんさかある。日本語を学ぶ外国人が錯乱するジャンルのひとつだ。桜は散り梅はこぼれる。椿は落ち朝顔はしぼむ。菊は舞い牡丹は崩れる。紫陽花はしがみつき雪柳は吹雪き李(すもも)ははだれる。短歌や俳句を学ぶ人には常識の単語だが、普段使いの言葉ではないから、日本人でも戸惑うことがあるほどだ。でも、知識として頭の片隅に仕舞っておくのは無駄ではないと思う。”
 えー、いちおう俳句を楽しんでいる身ではあるのですが、うーむ、紫陽花の「しがみつく」とスモモの「はだれる」は知りませんでした。


東川の法面を焼くことなど20210316


 大相撲春場所が始まっていますが、どうも僕の中では盛り上がりに欠けている感じ。横綱白鵬も今日から休場だし。応援している遠藤はどうも左足ふくらはぎの肉離れの怪我でまったく力が出ていない感じで0勝3敗だし。宇良は2勝1敗。
 ラジオの解説で北の富士勝昭さん「遠藤はサムライだから、痛いところも痛いとは言わないけれど、わたしは普通のおじさんなので、痛いときには痛いと言います(笑)。私も左足ふくらはぎ肉離れになって、痛くてほんとは杖を突きたかったんだけど、ほら、俺もプライドだけはあったから、さすがに杖は突けなかった(笑)。」
 吉田賢アナウンサー「いやあ、北の富士さんは普通のおじさんじゃなくて、ダンディなおじさんですからね。」
 うーむ。北の富士さん。僕が小学生の時の横綱なんですが、おいくつになられたんですか?
 貴景勝は17kg減量したのか。いいぞ。北の富士さんも「そんなに体重はいらんですよ。」とおっしゃってました。僕もそう思います。うー、でもその貴景勝が負けてしまいました。


17日(水)
 午前中は精米など。午後も二分づきにチャレンジしてみたが、なかなか思ったようにはいかない。圧力をかける板をはずしたりしていたら、一つワッシャーを飛ばしてしまい、どこに行ったか見失う。やれやれ。ま、ワッシャー一つぐらいならきちんと動いてくれると思うけれど。やれやれ。
 朝から晴れたが、風が冷たく寒い。


18日(木)
 朝から晴れたが、風も弱く暖かくありがたい。朝は冷え込んですこし霜が降りてましたが。
 早起きして事務仕事をして、精米など。昨日うまくいかなかった二分づきだが、朝ふっと目が覚めたときにアイデアが浮かんだ。やってみるとなかなかうまくいきました。むふふふ。やはり寝ることも大事。
 午後は田回りと精米したあとにできる米ぬかを田んぼにまいたり。

 畑の隅にある桃の花が咲きました。今日は青空に映えています。桜もずいぶん早いようだけれど、桃も早い気がします。今が桃の節句ならよいのだが・・・。

お茶を淹れて飲むこととあちこちで地震ともうすぐ春分

沢野ひとし氏から教えられる前から早起きして仕事するときにはまず一杯お茶を淹れて飲む。しかし、あちこちで地震が続いているなぁ。



 外が明るくなってきたけれど、曇り空。昼前から雨が降るかもという予報です。
 もうちょっとしたらビビ号と歩きに出よう。散歩に出るときはいつもカメラを持って出るのだが、曇り空だとあまりシャッターを押せない(笑)。
 もうすぐ春分ですな。