注文しておいたFileMaker Pro 10 Advancedがやっと届いた。待たせるぜ、ファイルメーカー社。というわけで懸案(?)のBento 2のデータをFileMaker Pro 10に読み込ませるということをやってみた。
と言うのもiPhoneを使うようになったらMobileMeのプッシュ機能がとても便利でありがたいからです。iPhoneでカレンダーやアドレスブックを変更すると瞬時にMac本体のiCalやアドレスブックに反映されます。その逆のMac本体でくわえた変更も瞬時にiPhoneに反映されます。とっても便利。こうなると予定や作業日誌はiCalに入力したくなります。もちろんiCalへの入力はBento 2にも瞬時に反映されますが、前回のレポートでも書いた通りBento 2はデータの蓄積はできるけれど、データベースソフトでは必須(?)といえるリレーションができないのでデータの使い回しデータの加工などはぜんぜんダメなので、農作業日誌などから田んぼごとの作業履歴を抽出して一覧表示したりするようなことはできないわけです。
そこでBento 2のデータがFileMaker Pro 10で読み込めれば、iPhoneとiCalとアドレスブックのデータがBento 2に仲介させることによってFileMaker Pro 10となって取りこめるわけです。FileMaker Pro 10で入力したデータがiCalへ反映されませんけれど、入力はもともとiCalやiPhoneのカレンダーが便利ですから問題はありません。
というわけでiPhoneからも入力できるFileMakerの農作業日誌の仕組みが出来そうです。
さてBento 2のデータをFileMaker Pro 10に取り込むスクリプトを書いてみたのですが、これが手動ではうまくいくのにスクリプトでやらせるとうまくいきません。スクリプトの書き方がおかしいのかとも思いましたが、どうもうまくインポート先のデータベースが選択できないのです。やれやれ。
というわけで、とりあえず手動ではうまくいくようになりました。わーい!
ま、Bento 2のデータ読み込みなんて、同じファイルメーカー社の製品なのに今までできなかったことがおかしいし、さらに言えば、Bento 2でできるiCalやアドレスブックのデータが瞬時に読み込まれて更新できる機能がFileMaker Proにないのがおかしいです。ちょっとファイルメーカー社、ケチケチし過ぎなんじゃないの?と思ってしまうのですが。いやはや。
一枚目はiCalの月表示の画像、二枚目はファイルメーカーの農作業日誌の月表示の画像、三枚目はファイルメーカーで田んぼごとの作業を一覧表示している画像。わかりにくいですが、iCalのデータをBento 2を介してファイルメーカーに読み込んで表示させています。うーむ。