現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

一日、雨。里芋がうまい。


今日は一日、雨。
雨が降って田んぼに出られないときには、あれこれしたいことがあったはずなのに、何だか何もできないまま、うだうだと過ごしてしまう。


うちの農園ではお米だけを販売しているのですが、ブログを読んでくださっている方からお米以外にもうちの畑で作っている野菜等を送ってもらえないかというメールを以前にいただいていました。うちの畑は農業一筋の父と母がやっていてくれているのですが、家族で食べるものばかりですから、収量は度外視の無農薬栽培野菜ばかりです。そのかわり草取りやら虫取りやら手作業はたくさん入っています。肥料もほとんどが発酵鶏糞で有機肥料なんですけど、まあ、品質にはムラがありますし、形もスーパーの品のように整ってはいませんが、安心しておいしく食べられる野菜です。夏野菜を送れると良かったのですが、夏野菜は日照不足なのか、もうひとつ良くないと父や母がいうので送れずにいたのですが、秋になってサツマイモがまず上出来。早速、お米の注文と同時にお送りしたら、大変喜んでいただけて、請求金額が安すぎるとそれ以上の振り込みをしていただいたので、こちらもあわてて、今日はいただき過ぎの差額分を里芋でお送りしました。


里芋は、このあたりでは田芋、たいも(タロイモじゃないんですよね、タイモなんです)と呼ばれていますが、里芋です。堀りたての里芋、さっそくうちでも炊いてもらいましたが、むちゃくちゃ、うまいです。芋類、じゃがいも、サツマイモなどいろいろあって、どれも美味しいのですが、上手に炊かれた里芋ほどうまいものはないんじゃないかと、思えるほど。じゃがいもやサツマイモと比べても、いわゆる「イモ」という洗練されていない度、田舎臭さ度は里芋は急激に上がるようなきがします、ですが、うまいですわ、ほんとに。みそ汁に入れてもうまいし。でも里芋のうまさがわかるようになったのは四十を越えてからのような気がします。あのぬめり感のうまさは子供には判りにくいかも、ってうちの子も里芋が好きな子が多いのでうれしいけど。
里芋をたべると子だくさんになる、っていう迷信というか、言い伝えというか、縁起物でもありますよね。正月のお節料理にもいれますし。うちではこれ以上子宝に恵まれてもいささか困るような気もするのですが、堀りたての里芋のうまさに、うーん、うめー、と唸りたいのでありました。10月3日が中秋の名月芋名月です。


BiND3をインストール。さっそく農園のHPを触ってみたけど・・・。ブロックエディタが重い!レインボーカーソルがどんどん回って、イライラするばかり。デジタルステージさん、あーた、これではデザイン力もなにもあったものではありませんよ。早く何とかして欲しい。何とかして欲しいと言えば、BiND3のSYNC 2で対応ブログに「はてな」も入れて欲しい。
対応ブラウザは
【Win】Internet Explorer 8/7,Firefox3.5,Google Chrome2
MacSafari4,3,Firefox 3.5
ということなんだけど、Google Analyticsなんかを見てると、農園のHPを見にきてくださる方ではIE6を使っている方もまだまだ多いし(というかIEを使っている方の45%が6です。8が41%、7は38%となっています。)、Firefoxも最新のものでない方(えーっと3.5以上の方はまだ40%しかありません。ちなみにsafariは95%が最新版ですが、これはまあ僕のことでしょう、たぶん。この三つのブラウザで農園のHPの閲覧者の95.52%を占めています。)も、そこそこあるんですよね。そのあたりが大丈夫なのかどうか。ブラウザは最新版を使うのがいいとは思うのですが、そうもいかない方もおられますからね。もし忘れておられる方がおられましたら、ブラウザのアップデートは無料ですから最新版にしておきましょう。


夕方、酒屋さんによる。七本槍純米吟醸とニッカのシングルモルト宮城峡を買う。両方とも少しづつなめて、七本槍の柔らかさと宮城峡のスモーキーさに酔う。


里芋のことを書きましたが、画像は家の近くの田んぼにまかれたそばの花。真っ白できれいですな。