現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

なかなか天気に恵まれない

らっきょの花

29日(金)
さてどうしようと朝から少し悩む。大豆の刈り取りをどうしようかと。雨はあがったが、昨日はけっこうたくさん雨が降りましたからね。でも青空になってきたので、昼まで待って乾いてきたようなら刈り取りをすることにして、大豆用のコンバインを圃場に運んでもらう。
刈り取った大豆を乾燥させるためにひろげられる場所を車庫の中に作る。コンクリートの上に段ボールを敷き詰め、さらにその上に蓆(ムシロ)を敷き詰める。ムシロは藁を編んだやつだけれど、もうどこにも売ってはいないので、大事に使わないといけない。ちゃんと空気が通るのできれいにしっかりと乾くのです。ビニールシートではうまくいかないんですよね。


で、こんなものかなぁ、と午後から刈り始めたが、やっぱりもう一つすかっと乾いていないし、土も湿って柔らかい。土が入ると大豆が汚れそうだ。うーむ。ということで、今日は一枚だけ刈って、また今度、ということにしました。うーむ。
明日は台風が接近してくるということで雨の予報であります。


夕方から、農園のHPの背景デザインを少し考える。今まで背景を白にしていたので、どうもすこし寂しい感じがしていたので、古典の意匠をつかってあれこれいじってみる。
ほんと、こういうのは難しい。


30日(土)
風はそよりとも吹かず、といえば、大げさですが、ありがたいことに雨、風ともにたいしこたことなくてありがたかったです。
午後から次男の野球の練習で、それに参加する。本当は今日から県大会だったのだが、台風が来るというので、昨日、早々に一日延期が決定されていたのでした。うーむ。でも今日は野球、できましたね。


31日(日)
というわけで、県大会。開会式があるので、6時に集合して大津の皇子山球場へ。
皇子山球場は数年前には、連日通うという時期があったのですが、改修されて新しくきれいになってからは初めていくので楽しみにしていました。階段をのぼってすっとスタンドに上がると黒い土に白いラインが実に美しく感動しましたね。皇子山球場にはきちんとしたグランドキーパーがいるので、本当に職人技の美しさです。きれいにラインが引いてあるのに足跡ひとつついてないんですからね。
で、開会式。この開会式が予定からなんの説明もなく30分も遅れてスタート。うーむ。野球の試合が遅れるんじゃないんですよ。開会式が説明もなく30分遅れてスタートなんて初めての経験です。やれやれ。ところがうちの試合は第五試合。最終のゲームです。待たされるのはまあ仕方がないとして、途中から雨。これはこれは、と思っていたら、第五試合は雨で延期となってしまいました。うーむ。
仕切り直し、仕切り直し、と言い聞かせつつ、夕暮れの雨の道を帰ってきました。はい。仕切り直し。


ちょうど今、うちの畑にらっきょの紫色のきれいな花が咲いている。らっきょの花がこんな紫色だとは知らなかった。父に「ちょうど今、らっきょが花の盛りや」と言われていたので、ちょっと畑の方に回ってみたのでありました。
えー、前にも少し書いたかもしれませんが、僕の人生は“らっきょ人生”といってもいいくらい、らっきょが好きなんですなぁ。らっきょの酢漬けです。が市販されているようなあまりにも甘いのは苦手で、うちの母が漬けてくれるような、甘味を抑えたのが好み。昔、居酒屋風のところで何度からっきょを注文したことがあるのですが、どれも甘すぎました。
というわけで、昔から、というか小さい頃から毎日のようにらっきょを食べ続けてきているわけです。うちの奥さんや子ども達はらっきょあまり好きではないんですけれどね。


というわけで、10月も終わります。ちなみに旧暦では9月24日ですけれど。