現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

エアコンの試運転とミネラル肥料散布の動画と武士の階

カエル

今日も暑い一日でした。えーっとどうなんでしょうね、6月ですから。暑い六月です。っていってもここ数日のことなんですが。
滋賀県北部の天気予報でいうと、申し訳ないけれど、ここ数日はあんまり当たっていないような気がしています。降るよ、降るかもしれないよ、と言われていても、実際のところは、それほどは降ってないですね。いや、ざっと降ったりするんですが、短時間のことだったりして、でその雨上がりにぐっと湿度が上がって、何をするにも大汗をかく、何もしなくても大汗をかく、という状態のような気がしています。いやはや。
思い出しましたが、昨日の夜、うちの奥さんが二階の寝室、ってまあ子どもたちと四人で寝ているのですが、エアコンの試運転!をするいうことで、ざっとエアコンの掃除をして動かしてくれました。ま、ここ数日、僕は麦刈り作業もあって、身体が火照って、寝苦しくて、唸ったり、怒ったり、夜中に起きだしたり、お風呂で鼻血まで出したりしていたのですが、ちょっと見かねてくれたのかもしれません。
そんなこんなで昨日の夜、寄り合いから帰ってくると、次女と次男が、「お父さん、二階、エアコンついたるでな。」と教えてくれました。「試運転らしいで。ふふふふふふ。」と。二階に上がってみると、確かにエアコンは動いていましたが、窓は開いているし、寝室の戸も開きっぱなし。これでは冷えません(掃除したところなので、しばらく開けて運転していたようです)。窓を閉め、カーテンを閉め。戸も閉めて、冷やすことにして、隣の自室で扇風機を回して、ビールを飲みつつ、ネットを見ていたのですが、そろそろいいかも、と寝室へ行ってみる。快適に冷えていました。次女などはいつの間にかすでにエアコンの吹き出し口の下辺りですでに寝ているではないですか。で、ひんやり冷たく乾いた空気にうれしくなって、ごろりと横になって志ん生の『びんぼう自慢』を読んでいましたら、下から、長女と次男がケラケラ笑いながらドカドカとやってきました。まだケラケラ笑いながら長女が「お父さん、今、ひゃっほー!言うたやろ。下まで聞こえてきたで!」といいながら笑っています。「家ん中で、ひゃっほー!てなこと大声で言わんといて!」と。どうやらエアコンが効いていたので、自分に覚えはないのですが、おもわず「ひゃっほー!」と大声で言っていたらしいのです。いやはや。やれやれ。階下でそれを聞きつけた奥さんと長女と次男が大笑いしたと言うことらしいです。ま、このことからもここ数日はいかに暑かったかが、うかがえますね。


午前中は農協の総代会。いわゆる総会です。農協の組合員全員というわけにはいかないので、地域ごとに総代を選んで総代会が行われます。ここ数年総代になっているのですが、まだ総代会で発言はしていません。
午後はミネラル肥料を動噴でまく。はい。インターバル撮影してみました。今回はまあ動噴での散布ですので、たいした動画にはならないと思っていたので、ちょうど梅雨の晴れ間の雲の動きを狙ってみました。見えている山は七尾山と伊吹山です。車が頻繁に通っているのは国道365号線。減農薬・減化学肥料栽培の田んぼに苦土を中心とした微量要素のミネラル肥料をまいています。ピントも露出もマニュアルにして固定しました。雲が太陽を隠すたびに、暗くなったり明るくなったりしています。今回は一秒毎にシャッターがおりていて、一秒間に24枚の写真を使って動画にしています。


夜は地域の寄り合い。


26日(日)
曇りときどき晴れ。午前中は昨日の続きで中干し中の田んぼにミネラル肥料を散布して、水を入れる。


午後は奥さんと次女と三人で「武士の家計簿」を観に余呉のホールへ行く。去年の暮に話題になった映画ですが、楽しめました。次女にはちょっと難しかったでしょうか。ちょうど志ん生の『びんぼう自慢』を読んでいるところですが、映画のポイントはびんぼう話ではなく、親から子、子から孫へと受け継がれていく精神というようなものではないかと思いました。食卓の席順の変遷がなんだか印象に残っています。