現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ニゴロブナの放流のことなど


6日(金)
終日、麦の畦畔の草刈り。麦もだいぶ色んできました。収穫には、まだまだですけど。
雨が降るとか、曇りだとか、天気予報で言っていたので、今日は草刈りをすることにしたのだが、お昼前からは陽も射して、陽が射すと暑いし、蒸す。
午前中に汗だくになり着替え、昼寝を15分。午後ももちろん汗だく。
田回りして、夕暮れのビールがうまい。



7日(土)
午前中は恒例となっている、ニゴロブナの放流。
地域の子どもたちを集めて田んぼに放流します。お世話をしていただいているKさんが、7年目、二年目、一年目、それから今年の生まれたばかりのものと、その他の雑魚。というように水槽を四つ用意してくださって、ニゴロブナの観察もできましたし、鮒ずしもふるまっていただきました。
うちの無農薬の田んぼには、地域のベテランの篤農家のお二方がきてくださって放流してくださいました。
ま、今年も中干しまでの一ヶ月ほど、無事に大きくなって、川へ下り、下り下って、琵琶湖までたどり着いて、さらに大きくなっていって欲しいものです。

今日放流されたニゴロブナは孵化から2日目で4mmほど。毎年、一ヶ月ほどで3cmほどにまで大きくなっています。


午後は麦の畦畔の草刈りの続き。麦の圃場が終わったので、田んぼの畦畔も少し草刈りする。
ここ数日の畦畔の草刈りは、刈払機と自走式の草刈り機と両方使っているのだが、去年の冬に展示会で、自走式草刈機の替刃を購入した。刃の部分が幅広になっていて、その分、長持ちしますよ、と展示会で営業のおじさんはおっしゃっていたので、ま、試しにと買ってみたのだが、うーむ。うちの草刈り機は左側にウイングが出ていて、畦畔の法面も刈れるようになっている。その時、角度もつけられるようになっていて、一応30度、60度と折れ曲がるのだが、この幅広替刃にしてから、60度まで折り曲げると、本体部の刃とウイング部の刃がぶつかってしまうのだ。それで30度までしか折り曲げては使えない。やれやれ。たぶん、刃が減ってきて幅が狭くなったり、短くなってきたら60度まで折り曲げられるようになりそうだ。いやはや。今年の展示会で営業のおじさんに会ったら、「あーた、あかんがな。あーたとこの替刃は使えまへんがな。」と文句を言わねばならない。今はブツブツ言いながら草刈りしているのだが、正面切って文句を言えるかもしれないのは、なんだかちょっと楽しみ(笑)。


あ、そうそう、5日のチェーン除草機のYouTubeの動画を見ようとすると、画面の下部に広告がでます。いつも腹立たしいので、すぐに×をクリックして、消してしまうのだが、今回はじめて、うちでは、そこに初めて「農機具高価買い取り」の広告が出ました。たぶんあの広告はユーザーごとに出る広告が違うと思うのですが、まさか「農機具高価買い取り」の広告が私に出ようとは。YouTubeもずいぶんとわしを研究しておるようだな。
そういえば、僕は買えもしないのに、ポルシェやフェラーリの動画をよく見る。というか、一度、そういうのを観ると、こんなのもおまっせ、とYouTubeに薦められてしまうのだが、以前はあんなにカッコいいぜ、と思っていたポルシェやフェラーリの動画だが、ケイタムのスーパーセブンの動画を観るようになってからは、けっ、やはりスポーツカーはフルオープンだよな、と思っていたらポルシェやフェラーリのオープン、カブリオレはどう?と薦められるようになってしまっている、今日この頃。YouTubeもずいぶんとわしを研究しておるようだな。
ケイタムのスーパーセブンのYouTubeの動画を観ていると、ドライバーは風に髪をなびかせ、目尻にしわができて喜んでいるのがよくわかる。1980年代によく読んでいた雑誌『NAVI』にスーパーセブンは “激しい振動と音、めくるめくクルクルパーの世界” と紹介されていた。なるほどクルクルパーの世界なのかもしれぬ、とドライバーの目尻をみつつ納得している今日この頃。


部屋に明るさがもどった。LED電球から60Wのミニクリプトン電球に戻したのだ。
僕の部屋はもともとダウンライトというのか、調光可能な E17口金のミニクリプトン電球を四つ使ったものだったのだが、そこへ世間にLED電球が登場して、熱も電気代も抑えられるというので、電球が切れて交換する数年前に、ホームセンターでE17口金のLED電球にしたのだ。
しかし、あーた、これが、取り付けてみたらまったく暗いんだ。白熱電球ならワット数でだいたい明るさも想像できた。ところがLED電球が出てきてからは、ワットという仕事量の表示からルーメンという明るさの表示なってきている。ところがこのルーメン表示が、当時は不親切で、白熱電球の何ワット相当なのか、さっぱりわからなかった。さっきダウンライトのソケットあたりを観てみたら100ワットと書いてあるのだが、はずしてみたLED電球を老眼鏡はつけて観てみると、1.2Wとかいてあった。1.2W!これならずいぶん節電できていたのだろう。ところが昔の1.2ワットのLED電球は、10Wの白熱電球クラスの明るさなんだと。10W!枕元のライトだって20Wだぜ。それを天井のライトにつけたって、点いているのか点いていないのか、わからないぐらいだったのだ。幸い、四つあるダウンライトのうち、三つはLED電球だったのだが、一つは60Wのミニクリプトン電球があったので、机の上のあたりのライトだけ、それにしていたので、暗いながらも、なんとか本も読めたし、パソコンも打てたのでした。
ところが、今回、その60Wのミニクリプトン電球が切れたら、もう、あーた、暗いのなんのって。何にもできなくなってたので、電球を買いにいく。LEDではなく、60Wのミニクリプトン電球。むちゃくちゃ明るい。って、今までが暗すぎたのだが。たんぶ少し電気を使わねばならないので、今以上に節電意識を持たなくては。


8日(日)
地域の総出の草刈り。堤防の草刈りだ。草刈りそのものは1時間ほどで終わってしまったが、お昼には懇親会がある。それまでにまだ二時間ほどあるので、田んぼで畦畔の草刈りをして、シャワーを浴びて、懇親会へ。冷たいビールがむちゃくちゃうまい。
ちょっと飲みすぎてしまって、帰ってきてから、しばし、昼寝。
夕方、自転車であちこち田回り。


9日(月)
午前中は地域の用水路に水を乗せるための堰で、水の分岐させるための板を入れたりする。塗装処理した防水のコンパネなんだが、あたらしい板なので、板に穴をあけたり、ちょっと苦労する。うまくいくといいのだが・・・。


午後は畦畔の草刈り。


他にもいろいろあったような気がするが、すでに思い出せない。