現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

桃と畦畔の草刈りと稚魚


フルーツの中で、何が一番好きかと言われたら、いささか迷うが、少なくともメロンより好きだし、イチゴも好きだが、やはり桃かな。あたしゃバナナも好きなのだが、桃と比べるとバナナの甘さには品がないような気になってくるんだな。あ、ブドウも好きだな。冷たく冷蔵庫で冷やしたブドウをざっと洗って、一粒一粒づつたべて、皮をだしたり、種をだしたり、大粒のブドウならなおさらいいが、種無しのデラウエアでも好きだな。
あ、梨。これがうまいな。あの、ジューシーさと果肉のザラッとした感じも好き。僕は長十郎という、古くて安い品種が好きだったけど。ああ、富山の呉羽丘陵の梨畑の長十郎が懐かしい。もちろん二十世紀だの、豊水だの、幸水なんてのも好きだけど。赤い梨が好きなのかな。うーむ。梨の皮は硬いので、ちゃんと皮をむいて食べます。芯までとって出されることもありますが、梨の芯のあの酸っぱさも好きです(笑)。


でも、桃は違うな。というか桃の食べ方って、けっこう難しかったりするんですよ。包丁で、ちゃんと皮をむいて、あの大きな種もとって、カットされた桃も、食べやすいし、うまいです。
また熟れた桃だと、皮がね、手で向けますね。しゅるしゅるしゅる、って。お尻の方の白いところは向きにくかったり(笑)。で、むいてがぶりとかぶりつく。くーっ。
でも、なんか違うんだなぁ、と思わせられてしまうのは、あの桃のお汁というか、ジューシーさですな。桃はね、触っているうちに、お汁がどんどん出てきてしまいますよね。包丁で皮むいたり、カットしたり、種出したり。手で皮をむいても、あちこち触っているうちに、手というか、指というか、お汁でべとべとになって、下手なことしていると、手首のほうまでお汁が流れてきてしまったり。


だから、冷蔵庫で冷やした桃は、ざっと水洗いして(表面の毛がありますから、洗えているかどうかはあやしいですが)、皮のまま、がぶりとかぶりつくのが、最高にうまいと思っています。そうするとね、桃からお汁がはじけるように出てきて、唇はもちろん、口のまわり、アゴから伝わって落ちる感じ。もう手というか指もべとべと、口のまわりもべとべとなんですが、これがうまいというか,至福の感じ。あ、皮はね、出すんですけどね。それもしょうがないかな、って思わせられるほど、いいです、桃。


19日(水)
お米の精米など
夜は寄り合い。


20日(木)
27年産の完全無農薬有機栽培米の予約受付開始の葉書を作って印刷。
午後は畦畔の草刈り。


21日(金)
午前中はバタバタとして、お昼前に畦畔の草刈り。
午後も畦畔の草刈り。


そういや、次女が本屋に連れて行けというので、一緒に本屋であれこれ買ってしまった。久しぶりの本屋さん。書籍も文房具もアマゾンで買ってしまうことが多くなったのだが、久しぶりに本屋さんに行くと衝動がおきて、無駄な買い物をしてしまわないように、読めもしない本を買ってしまわないように、気を引き締めたつもりだったが、それでもイラストとか水彩とかその手の本を買ってしまう(笑)。ま、すでにこの手の実用書はたくさんそろえているのだが、いっこうに水彩画のお披露目がないところをみると、描いていないということだ。うーむ。


そういえば、今日は用水路でなにかの稚魚をたくさん見つける。なんの稚魚だろ。昆虫の幼虫も姿がぜんぜん違うので、幼齢とか蛹とか脱皮とかあるし、何の幼虫か分かりにくいけど、稚魚も、まあ、魚であることはよくわかるのだが、どれも同じような感じで、見分けにくいというか、何の稚魚か分かりませんな。専門家なら、たちどころにわかってしまうのかな。うーむ。
専門家って、すごい。
うん?あたしゃ稲作の専門家?うーむ。研究者というのほどの研究もないが、観察者であり、実践者であることは間違いないな。うん?間違いないんだろうな。


ところで動画は、めずらしく短時間で10秒です。なんでこんな短いんだ?
こんな短くては、観察にもならないし、記録にもならないじゃないか。いや、ただたんに、iPhoneにちゃんと映っているかどうか、自信が持てなかっただけなんですけどね。