現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

Googleの衛星写真とアストンマーチン

5日(土)
午前中にたまっていた事務仕事に区切りをつけるべく、作成した書類をあちこちに配りに歩く。
ちょっとややこしい書類なので、説明をしつつ配ったので時間もかかる。
でもこれで、すこしホッとするような気分になる。事務仕事は僕にはあわんな(笑)。いや、そうでもないのかな。わからん。とりあえず、大きな御簾でなくて(笑)、大きなミスがなければいいのだが、細かいミスはかならずやらかしていると思うので。


午後は精米など。


事務仕事をしているときに、ちょっと休憩のつもりでのぞいたツイッターで、Google Earthというか、Googleマップのこのあたりの衛星写真画像が更新されたよ、って教えてもらった。
確かに解像度がグッと上がりましたね。もう都会と画像とあまり代わっていないような気がします。どうも今年の6月か7月頃の衛星写真なのか航空写真なのか。影の様子を見てみるとどうも撮影は朝ですね。夏なのに影がけっこう長い。
おもしろいのは、うちの無農薬の田んぼを観ると、チェーン除草の時に田んぼのマクラを除草機が踏むものだから、稲が倒れてしまうのだが、その様子が映っていますな。それからうちは畦畔も除草剤は使わず、刈り払うようにしているんですが、お隣の田んぼの畔は除草剤で枯れて畔が茶色くなっているのに、うちの田んぼの畔は草が伸びていて緑色になっていたりしますな(笑)。
それから微妙ですが、田んぼの稲の色が違います。うちの田んぼはちょっと色が薄めです。この後ぐっと濃くなってくるのだと思うのですが。いや、肥料はそれほど効いてこなかったかもしれんな。
ストリートビューは2012年の12月の撮影だそうです。
まあしかし、こうして観てみると、宇宙からくっきりはっきり見つめられているわけですな。べつに僕の行動を追尾しているわけではないだろうけれど、あんまり気持ちのいいものではないことは確かですね。ま、雲が出たら見えないけど(笑)。
昔、小学校の図書館に、世界の秘境みたいな本があったし、テレビでも最後の秘境などと紹介されたドキュメンタリー番組があったのも覚えているけれども、少なくともNASAには、すでに秘境はないわけだ。うーむ。NASAだけではないな、もう僕の意識の中でも秘境はすでにないかも。


6日(日)
朝、地域のゴミ拾い活動があったのだが、うっかりしていて、20分遅れる。
午後は精米など。


長女が帰ってきていたので、あーだこーだと話していたのだが、「今度な、お父さん、ツーシーターのオープンカー買おうかと思ってるんやけど」と言うと、「まだ、そんなこと言うてるん?絶対いや。ついこないだも、京都でオープンカー見たけど、なんでこの寒いのに、オープンなん?と思たわ。」「あーた、昔のF1マシンのようなスポーツカーなんやけど。もともとはロータスの。」「スポーツカーならアストンマーチンにして。」
どこでアストンマーチンなどという名前を覚えたのかわからんが、たぶん007やろな(笑)。スポーツカーを買うならアストンマーチン。ま、それはそれで一理ある。フェラーリランボルギーニなど、派手なイタリアのスポーツカーでなく、エレガントな英国のスポーツカー、アストンマーチン。一理ある。




ほんなもん買えるかい!


いや、実際にはアストンマーチンどころかスーパーセブンもあやしいのだが、しかし、そういうクルマを買おうか、と思うと、どこかでどうも妙な意識が働いて、軽トラを運転していても、(軽トラかい!) ハンドリングのオーバーステアとかアンダーステアを意識したり、あ、いや、普通のFRの軽トラだとアンダーステアに決まっているんですが、交差点やカーブでのライン取りとか、何速のギアを選ぶかとか、クルマの挙動とか、すごく意識が働くんですな、あちこち。それで運転が楽しくなったりする。
などと書いている自分が、笑える。あーた、落ち着いて運転しなはれ。クルマは移動手段です。動いたらよろしいがな。安全運転がなにより一番大事です。落ち着きなはれ。