現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

アジサイと畦畔の草刈りとカープ3連勝と『刑事コロンボ』と無農薬米の増産


16日(土)
 早起きして6時から畦畔の草刈り。9時まで。11時半からも畦畔の草刈り。18時まで。ま、途中1時間ほど大工の棟梁とあれこれ田んぼで話したりしたけど。長男が一足先に草刈りに出て軽トラを乗っていってしまったので、僕は家の近くの田んぼの畦畔の草刈り。

17日(日)
 朝、久しぶりにビビ号の散歩につきあう。朝のうちは村の総出の草刈りに出る。だいたい1時間半ぐらいの作業時間。うちの村は大きな村なので各戸一名の参加ということになっていますが、人数が多いので、草刈りの面積は広くてもなんとか短時間で終えることができています。
 午後は長男と畦畔の草刈り。いささか長く伸び過ぎてしまった雑草を刈るのに苦労する。しかも自走式の畦畔用除草機が途中カッターの刃が1枚落ちてしまってバランスが崩れて刈りにくくなってしまったので、すべて刈払機で刈ることになっていよいよ苦労する。

 ニタリクジラ。何だかニタリとしてしまう名前ですな。

 カープジャイアンツに連勝で3連勝。ここ3試合、連続で満塁ホームランが出ています。すごいですね。二位まで上がってきました。って二位から五位まで詰まってますけど。ま、スワローズがダントツ1位なのは変わりないですけど。

 夜、次女が帰ってきて3連休であるかを知る。明日は海の日かぁ。なるほど。

18日(月) 海の日
 ずっと迷っているのですが、大豆の二回目の中耕土寄せをするかしないか。ま、でもするならロータリーカルチを逆転させて土寄せさせる必要があるので、カルチの右と左を入れ替えたり、小さく細くなった爪を何本も交換する。その後大豆の圃場を見に行ったけれど、草はずいぶん生えてきてしまっているが、土がまだ湿っていて柔らかいので今日の土寄せは延期することにする。まあ、明日は雨という予報なのだが・・・。まあ、でも水を含んで柔らかい土をこねても仕方がないし。まあ天気が良くなることを待つしかない。

やはり人の顔は難しいです。一度、失敗して描直しましたが、それでもあんまり似ていないのが、シャクにさわると言いたいところだが、うまく似てかけたことなど一度もないのだ(笑)。ピーター・フォークは名優です。 で、畦畔の草刈りに。自走式の畦畔用除草機が部品待ちで使えないので、刈払機を振り回しての草刈りなので、時間もかかるし大汗もかく。風がなかったので、蒸し暑い、蒸し暑い。全身ぐっしょりになってしまう。
 シャワーを浴びてテレビを点けたら昔の「古畑任三郎」をやっていた。おもしろい。あざといけど。
 「古畑任三郎」を見ると「刑事コロンボ」をいつも思い出す。NHKで放送されて日本でも大人気になりましたが、僕は「刑事コロンボ」が始まりますよ、というNHKの予告編を覚えているんですよね。第一回の「構想の死角」は1972年11月の放送だそうですから、私がまだ小学生の頃ですね。ピーター・フォーク。ホントにおもしろかったです。とぼける刑事、スキを見せる刑事ですよね。いつもメモを取りながら質問してとぼけつつ、実は頭脳明晰。スキのない男なんですが。コロンボと言えばヨレヨレのコートと葉巻とボロ車ですが、あのクルマはなんだったんでしょうね。うーむ。
 犯人はすでにわかっていて、というか、出だしはいつも犯人の殺人シーンから始まるわけです。完全犯罪をねらう医者や作家や弁護士、退役軍人や美術評論家とか、すくなくともコロンボ刑事よりは有名だったり、お金持ちだったり、賢そうな犯人を相手に、相手のちょっとしたミスを見落とさず追求して、とぼけつつ追いつめていきますな。痛快です。犯人を捕まえたあと、ピーター・フォークは多くを語らず目を細めて寡黙な表情を浮かべるのです。あんなに饒舌に質問してとぼけていたのに。いや、おもしろかったです。若くて「刑事コロンボ」をご存知ない方にはお薦めします。
 「うちのカミさんがね。」と自分の妻のことを話題にだす昭和世代のお父さんがいたら、まちがいなくその方は「刑事コロンボ」のファンであるか、コロンボ警部を意識されている方です、たぶん(笑)。

 大相撲中継NHKプラスで観たら、元白鵬間垣親方の解説でした。まあNHKの相撲解説といえば、僕は北の富士勝昭さんのファンだけれど、間垣親方の解説は、今、一番、理論的な感じがする。荒磯親方の稀勢の里の解説もおもしろいと思うけれど、いささか饒舌過ぎるんですよね。人気のあった横綱ですからサービス精神の一つなんでしょうけれど、お相撲さんですから、そんなに饒舌にしゃべらなくてもいいんです。ええ、私の相撲解説の原点は神風さんです。

 ↓17日の「日本農業新聞」の記事。確かに一人の農家が無農薬で、有機栽培で、米を作ろうとするとき、なかなか現在では今のところ増産は難しいと思います。ええ、今現在、私が感じていることです。増産したいなら、なにか有機栽培の新しい技術が必要な気がするし、慣行栽培から手を引いて有機栽培だけにするとか。昔の人は一人の農家の栽培で、いったい何人分の食料を作っていたんでしょうね。科学技術と機械化で、今は一人の農家が何人分の食料を生産しているのでしょうね。例えば。安全だと納得して安心して食べていただけるお米を頑張って作ろうとするとき、何人分くらいまで一人の農家で生産できるのでしょうね。
 無農薬栽培、有機栽培、自然栽培、呼称はともかく、取り組む農家の数を増やすことが一番だと思いますが。