現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

原発のことと『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

9日(水)
終日、雨。県立高校の入学試験。
午前中は精米など。
午後は用水路のゲート(堰)の工事終了の確認など。


関西電力高浜原発3、4号機をめぐって、大津地裁の山本善彦裁判長は、福井に隣接する滋賀県の住民29人の訴えを認め、稼働中の原発に対しては初めて2基の運転を差し止める仮処分決定を出した。原発のことについては、みなさんそれぞれ思うことがあると思いますが、僕は電力会社も政府も再稼働に向けて強引すぎると思っています。安全第一といいながら、収益を第一になっていないのか、あれだけの事故が起こったばかりなのに。
放射性廃棄物の処理の問題もふくめて、地震大国だし、避難の規模が大きすぎるし、まだまだ原発は無理が多すぎると思います。再稼働はやめていただきたいし、エネルギーについても原発とは違う道を選んでほしいな。僕が百姓だから、そういう風に思いやすいのかもしれないけれど。



10日(木)
気温がグッと下がる。
午前中は精米など。


夕方、スティーヴン・スピルバーグ監督『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)をiTunesで観る。どうもタンタンの発音は「テンテン」とか「チンチン」に聴こえたりする。タンタンとは誰もあまり発音していないようなだな(笑)。モーションキャプチャを用いた映画ということを観てから教えられる。なるほど。いちおう敵役のサッカリン・レッド・ラッカムは、最初、スティーヴン・スピルバーグスティーブ・ジョブスか?と思ったりしたけど、007のダニエル・クレイグだったんですね。うーむ。
映画としては、どうかな、コンピュータグラフィックは素晴らしいし、カメラワークも楽しめるけど、ストーリー展開はもうひとつドキドキがないような気がする。いくつになってもドキドキを求めるものですな(笑)。
さっき吹き替え版の予告編を観たけど、字幕版と、ちょっとムードが違うかも。


無農薬有機栽培のお米を作るための菜の花だが、ここ数日でぐんぐんと茎が伸びてきて、蕾がつきはじめた。もうすぐ咲きそうです。これからどんどん花を咲かせながら伸びてきます。でも今年は昨年の10月の雨の降らない時期が続いたこともあって、発芽のよくない状況の田んぼもありますな。うーむ。