現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田んぼの溝切りと大豆の草刈りと『ローマに消えた男』と『必死剣 鳥刺し』



10日(火)
 思ったほどは晴れない。風が冷たい。
 午前中は精米など。
 午後は事務仕事。長男が溝切りに出てくれる。


 新型コロナウイルス、だんだんいよいよまた感染者が増えてきていますね。みなさんお互い気をつけましょう。ファイザーがワクチンの開発が進んでいるらしい。暫定的な予防効果の結果で90%の効果だとか。いいワクチンだといいけど。でも流通するのには時間もかかるだろうし、やはり手洗いやマスクなど感染予防の基本はまだまだしっかりやらないといけませんね。


 夜、ロベルト・アンドー監督『ローマに消えた男』(2013)を観る。これはサスペンスなのか?コメディなのか?イタリア映画。主演はトニ・セルヴィッロ。この人はちょっととぼけた顔だけれど、演技はスバラシイですね。一人二役で双子を演じていますが、ちゃんと演じ分けてます。(当たり前ですが、双子の微妙な感じがうまいですなぁ。)秘書役のヴァレリオ・マスタンドレア、うーむ、カッコいいですな。ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、べっぴんさんですな。笑顔がスバラシイ。ミケーラ・チェスコンもべっぴんさん。って、中高年しか出てこない映画です。あ、いや子どもいましたね。
 まあ、いろいろコメディ風のところもあって楽しめたけれど、しかし、どうもラストはどうなの?僕にはあまりよくわからなくて、「!???」という感じでした。いや、だいたいわかっているんだけど、どうも確信がもてないような(笑)。字幕の問題もあるのかな?うーむ。映画の原題は「VIVA LA LIBERTA/LONG LIVE FREEDOM」なので、「自由万歳」ということらしい。うーむ。「自由万歳」と言われてもわからない(笑)。確かに『ローマに消えた男』の方がサスペンス感があるけれど・・・。でも本当はローマからパリに消えたんだけどね(笑)。
 というような映画でした(爆)。



11日(水)
 朝からけっこう晴れるが、風が冷たい。
 午前中は精米など。
 午後は大豆の畝間の草刈りに出たが、その時に先日播種した大麦の芽が出てきていることを確認する。緑色が目に沁みるぜ。ありがたく。うれしい。どんどん生長していってほしいぜ。


 夕方、追加注文しておいた辻井農園のお米の発送用の段ボールが届く。


 夜、平山秀幸監督『必死剣 鳥刺し』(2010)を観る。観るのは二回目かな。三回目?今、ブログを検索したけれど、この映画を観たという記事がない。あれ?ま、いいけど、いいねぇ、エンターテイメントだねぇ。豊川悦二がいいのはもちろんだけど、吉川晃司もいいねぇ。村上淳の殿様も岸部一徳の中老もいい。しかしなんですな、岸部一徳を使ってハズレはありませんな(笑)。
 主人公の兼見三左エ門は最初、閉門の沙汰をもらうのだが、でその時、三左エ門は「作法通りにいたせ。」と言うのだが、映画の中でも作法というか動きがきびきびとしっかりしていて、このあたりが時代劇のいいところだなぁ。


 そうそう、そういえば今日初めてビビ号の散歩に出た。10月上旬にうちにやってきて一カ月あまり。ワクチンの注射をして抗体ができるまでは外を歩かせてはダメ、というお達しがあって、子供たちも奥さんも歩かせずに抱いたまま外に出たりしていたのでした。「そんなバカな」と僕は言っていたのだが、子供たちが「まだダメ」と許しが出ていなかったのだが、今日から解禁になったのでした。
 うーむ。ビビ号、なかなか歩きませんね(笑)。犬用のおやつで釣ってなんとか歩かせました。それでもぶるぶる震えたりしているし。捕獲されたときにきっとイヤな、コワイ思いをしたんだろうな。そんなこんなで400mほど家の近所を歩く。ま、そのうち慣れてくるだろう。この一カ月ほど玄関で飼っていたのだが、ずいぶんヤンチャをするようになってきたし。レノン号は、冬、雪の田んぼでリードを放してやると、ずいぶん走り回っても、呼んだり、口笛を吹いたりすると、戻ってきたりしたのだが、ビビはまだそういうことは無理そうだなぁ。