現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

あれこれバタバタと浪曲をじっと聴く

20日(土)
 ま、なんだかバタバタ。

21日(日)
 なんだか、ばたばた。
 事務仕事や坂田園芸センターでタネをいくつか買ったり、塩元帥のラーメンを食べたり、ベビー洋品店で奥さんが昔ながらの「おんぶ紐」を買ったり。
 このところ初代の京山幸枝若の左甚五郎の浪曲を聴いている。「竹の水仙」「千人坊主」「掛川の宿」。Appleの「music」なのだが、昔のレコードからの音源なんでしょうな。私はまあ関西人のちょっと笑いを取りたいという京山幸枝若さんがわりと好きです。浪曲師はなんて呼ぶんだ?先生?師匠?

 続いてAppleに二代目広沢虎造が何枚もあるのに気がつく。虎造といえば「清水次郎長伝」なんでしょうけれど。しかしあまり知らないんですな。だからどういう順番で聴けばストーリー順になって、よくわかるのか、わからないんだなぁ。番号が着いてないんだなぁ。で、もともとはレコードなんで25分とか30分ぐらいまでしか録音できませんから、けっこういいところで切れてしまうんですよね。
 と思ったら、二代目広沢虎造浪曲清水次郎長伝(決定版)」CD13枚組というのをAppleがそのまま出しているみたいなので、このCDの順番に聴いていけばいいのだろう、と思い至る。
 誰だったかなぁ、思い出せないけれど、誰かのエッセイを読んでいたら、そのエッセイの作家の家にはラジオがあったので、NHKラジオの浪曲番組を必ず聴きに来るご近所の百姓のおじいさんがいた、という話がありました。無口なおじいさんで、いつもじっと黙ってラジオの浪曲を聴いて、終わるとちょこんと頭を下げて帰っていくのだという。いい話だなぁ。私もそういう風に浪曲を聴きたいなぁ。
 浪曲の間の手のように入る三味線がなかなかいいもんですなぁ(笑)。